「マークスの山」

Posted by michy on 1月 31, 2003 in フィクション

ひさびさに推理小説を読んだ。なんか、最近、研修で外出が多く、一人で外でご飯食べるとき、読む本ないよなーと、めちゃくちゃストレスがたまっていたときに、本屋をとおりかかると、ずーーーーっと前から読みたかった高村薫の本が文庫になっていたので、即買い!
「マークスの山」

ちなみに、ティーンズ向けと違い、上下同時に発売されます。こうやって考えるとティーンズ向けってあこぎだ。なんか、だんだん同じ題名で「なんたら(上)」「なんたら(下)」とかなって、「かんたら(上)」ってでるから、次は下かなと思ったら、「かんたら(中)」ってなんて、今度こそ!って思ったら「かんたら(下)」なのに完結してなくって、次は「かんたら ○○編」ってそれはなんだ!そのうち「なんたらかんたら1」とかって番号になって。そういえば、関係ないけど破妖の剣ってどうなってるのかしら。闇主は戻ったのかしら?
まあ、それはともかく、「マークスの山」は期待にたがわないできでした。この私が、地の文まで全部読んで、あげくにもう一回読み直しちゃった…。
こっちのほうが前なんだけど、構成としては少し宮部みゆきの「模倣班」に似てるかな、と思う。題名は宮部みゆきの勝ち(読んで、「あーーー」って思ったときの驚き!最高だと思う)宮部みゆきのんが読みやすくって、こちらのほうがなんていうか本格的(?)な文章。
警察官の葛藤のようなものをうまく描いていて、主人公が正義正義していず、自己保身に走ってしまったりもするあたりは、ある警察官についての、純文学(?)みたいなものとしても読める。
警察内部の主導権争いのドロドロを、うまーく書いてるあたりは今話題(?)の
「ブラックジャックによろしく(1)」

に通じるものがあると思う。
ほんと、会社とか組織内部の主導権争いって醜くくって、そこが人間らしくって、生きてるって感じで好き~。やっぱ、性悪説だよ!かかわりあいになりたくはないけど。
なんしろ、ひさびさに楽しかった。楽しみにしたかいのあった本でした。どんな人にもオススメ!(ただ、本格推理onlyだと少しキツイかもしれない)
特に、日々組織で主導権争いに巻き込まれてる人、主導権争いをやらざるを得ない自分に疑問を感じる人、警察って何やってるの?って思ってる人、刑事訴訟法を勉強してる人とかにおすすめかなー。

Share and Enjoy:
  • Twitter
  • Tumblr
  • Print
  • PDF
  • email
  • RSS
  • Add to favorites
  • Google Bookmarks
  • del.icio.us
  • Digg
  • Facebook
  • FriendFeed
  • MySpace
  • Netvibes



コメントをどうぞ

XHTML: You can use these tags:' <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

Copyright © 2010 マダムを目指す理系女子の綴るblog All rights reserved.
Desk Mess Mirrored v1.4.2 theme from BuyNowShop.com.