メールの題名
私のお仕事は法務です。契約書をみたり、法律の相談毎を受けたりするのがお仕事です。抱えてる案件やクライアントで、アクティブな数は十数件程度だと思いますが、こまごました案件は似たような案件が多く、トリ頭の私の頭からはすぐ抜け落ちていってしまいます。
そんな私のある日のメールボックス。
「ご相談」
あなた、そりゃ誰だって相談があるでしょうよ。相談なくして他部署の個人宛にメールしてくる人も珍しいよ。何の相談かメールに書いてくれないと「re:ご相談」とかが延々続いてしまって、メールボックスを見ただけじゃ私もいったいぜんたいどんな質問に答えてるんだか分からなくなってくるでしょ~。
「質問があります」
いやいやいや。確かに、「ご相談」よりは確かに分かりやすい。何か聞きたいことがあるんだよね。私は答えればいいんだよね。でもねーーー、何について聞いてるのかそこらへんをはっきりしてくれないと、またまた何の質問に答えてたんだかこちらも分からなくなってきて、私のメールボックスに埋もれちゃうでしょ。
「契約について」
おお、こりゃ進歩だね。何についてか書いてあるよ。でもね、よーく考えようね。ここは法務なんだよ。契約を扱ってる部署なんだよ。契約についてのメールが業務の何%をしめてるか考えてみようね。私が題名を診ただけじゃどの契約についてのメールかまた分からなくなること請け合いなんですよ。
「秘密保持契約書について」
さらなる進歩ですね。しかし、おしい!秘密保持契約っていうのは会社が何か秘密を開示するときに結ぶ契約なんですね。秘密の開示なんてそこらへんの部署で日常的にされているわけですよ。つまり、私の業務の20%程度は秘密保持契約についての業務なんですよ、これが。私はあなたの他にも秘密保持契約の案件は2,3件抱えてるわけであって、やっぱりその題名じゃ埋もれちゃうわけですよ。
というわけでですね、法務へのメールには取引先の会社名と契約の種類を書くように。
例:○○さんとのNDAの件です










