あしげく
Posted by michy on 3月 26, 2005 in 妄想、バトン、思いつき
夫から「散見せられます」という言葉を使った、という話を聞いたんだけど、私はいまいちその活用は聞いたことがなかったので、「えー!そんな使い方するの?散見されます、とか、散見します、とかじゃないの!」って突っ込みをした。
でも、「ことえり」君も変換してくれたりして夫に負けた。くやしい。
その何分か後、私が「あしげく」って言葉を使ったら、夫に「そんな言葉ないから!どんな字を書くの?」と突っ込まれた。そういわれたら自信がなくなったけど、私の記憶では「足蹴く」だったからそう答えてみた。もっと馬鹿にされた。
悔しくて、でもそういう言葉あるよね、IMEくんやATOKくんは私の味方だよね、と思って変換してみた。
…変換されない。
なんだとー!何故夫のはよくて私のはダメなんだ!と思ってGoogleで「あしげく」ってやってみたら、「本当は「あししげく」なのですが、「あしげく」と言ってしまいます。」というページを発見。日記の本文に「あしげく」を多用してる人たちも散見。
なんだよー、もうメジャーなんじゃん!辞書には載ってるよ!と思って辞書をいろいろ引いてみたけど、どこにも載ってない。
ちょっとどういうこと、辞書業界時流に乗り遅れてるんじゃないの!と叫んでたら、夫に「悪あがきせずに間違いを認めなさい」とたしなめられた。
くやしい!!!











確かに、「足繁く」って「あしげく」って読んじゃい
ますが、漢字変換されませんよね。
同じような間違いで「シュミレーション」について
は、ちゃんとカタカナ変換されるのは、一般化した単
語だからでしょうか。
一方「独壇場」という単語は、実は「独擅(せん)
上」が正解なのだそうですが、いまや正しい読み方・
書き方だと全く変換されません(笑)。
ホント、言葉って流動的で面白いですね~。
今日テレビみてたらアナウンサーが
「○○氏は表舞台をひたあゆんできました」
と実況。「ひたはしる」だろ?
「ひたあゆむ」という日本語はなかろうに。
なんとなく意味は伝わるけどさ
>>Nbdyさま
たぶん、nbdyさんのおっしゃるとおり一般化の度合いだと思います。
私としては、もうこれくらい広がってるレベルでIMEも対応して欲しいです。私は言葉に対してもリベラルなので、一般化の度合いに対するしきい値が低いです。言葉流動的なのは当たり前で、むしろ変化に対応できずにあがく方がイマイチと思っているので(すっげー自己の正当化…)、早く辞書にもいろいろ搭載して欲しいです。
夫は言葉に対してはすっごい保守的で、しきい値が高く、彼はアナウンサーが使い始めても頑固に抵抗してたりします。よく夫には「現実を受け入れようよ」って言うんですけど…。
http://www.uemura.info/yoshihiro/yoshihilog/archives/000238.html
こんな日記とか。数千件も間違ってるレベルでもういいじゃんというのが私の考え。
>>にょろぞさん
Googleで検索してみたら、古語ではあるみたいな雰囲気がありました。もしかしたら、漱石の「全然ある」みたいに造語してるだけかもしれませんが>>ひたあゆむ
「多くの人に正確に物事を伝える」というアナウンサーの性格上、Googleで4件しかひっかからない古語ちっくな言葉を使うのはあり得ないですねー。自分が物事を伝えたいターゲットに分からない言葉を使うなんてサイテーというのが私の見解です。(その意味で、専門用語ばりばりの学術書が一般人に読まれないのは書いた人の自業自得だと思ってます)
あしげく・・・実は足繁くの古語的な読み方です。「ともあれ」も「とまれ」が一般的だった時代があります。
時代劇で「このたびは」と言うところを「こたびは」と言っている場面がありますね。
NHKなんかは時代考証をきっちりしているので古語的な表現を使っています。
時代によって表現方法や表記が変わってきますし、文部省が昭和40年代から昭和60年代にかけて、めまぐるしく表記に関する基準を書き換え続けているので文科省になった今でも混乱があります。
だから、ご主人のおっしゃるような完全な間違いではなく、正しいけれど古い表現方法なんだということを知ってください。
>>けいちんさん
ためになりました。なるほど〜。古語辞典をひいても載ってなくて悲しかったんですが、古語辞典に載るほどの昔ではない、ってことなのでしょうか。おもしろいですね。