「嫌われ松子の一生」
「嫌われ松子の一生」

は、冬頃に本屋で手書き絶賛ポップのうえに、文庫が平積みだったので読んでみた。別におもしろくないわけではないんだけれども、手書きポップで絶賛するほどかなー?と思って感想も書かずにいたら、「中谷美紀主演で映画化」らしくてびっくりしたので思わず感想。
あらすじを少し解説。主人公の男の子の叔母が亡くなった。男の子は叔母が亡くなるまで、叔母の存在も知らなかった。亡くなってみて初めて知った叔母だれけども、何故かみんなが彼女のことを嫌っている。何故、彼女がそこまで嫌われなければいけなかったのか、不思議に思って調べてみることにした。すると、平凡で普通な彼女がふとしたキッカケが重なって、波瀾万丈な人生を送っていたことを知る、という少しミステリ仕立ての内容。
「波瀾万丈な人生」や「ふとしたキッカケ」がよほど意外なことなのか、と思って期待して読んでみたのですが、サブカル系を読み過ぎた私には、あまり刺激のない内容でした。中谷美紀主演で映画化すれば、キレイなお洋服はたくさん出てくるだろうし、それは彼女がキレイだから映えるだろうなあ、と思うんですけれども。
水商売も刑務所もその他諸々も飽きるほど読んでるから「ああ、またこういう展開ね」って感じだしなー。
そういえば、よく男性向けポルノに出てきそう展開が多かったです。男性は「男性向けポルノによく出てくるシュチュエーションを女性からみるとどう見えるのか」っていうことを知る分にはいいかも。
また、基本的に主人公は、ちょっと良い家の頭の良い厳しくしつけられた、なんでもできる努力家のお嬢様、ってところなので、なんでも成功します。
ただ、「ふとしたキッカケ」で悪い方向に行くんです。その「ふとしたキッカケ」というのが、私にしてみたら「全然ふとしてないよ」といつも読みながら突っ込んでました。こう商売柄「ちゃんとリスクを分かって行動してる??」と確認するのが仕事なので、「えええ!そこでその行動をとるってことはさー、その最悪方向にいくリスクをテイクしてるってとられてても仕方ないよ。気持ちは分からないでもないけどさ」と驚きながら読んでました。
そのリスクに気づかないところが「良家の子女」たるゆえんか、でもこの人、お話を読んでる限り努力家だし頭いいんだよねー、と思って、そこらへんの矛盾などは「Deep Love」(in this blog)に通じるところを感じたりしました。
文書はそれなりに上手で、可もなく不可もなく、読みやすいです。一晩で読めます。











Amazonで「あらすじ小説」っていう感想をつけている人がいましたが、わたしも読後ものすごく長いあらすじを読んだような気分になりました。で、あらすじを仕込んだのでこれを下妻物語の監督がどう映像化するのかがとっても楽しみです。
「あらすじ小説」ですか。
確かにあまり心情描写もないし、言いえて妙かもです。
私も映像化には向いてると思うので、ちょっと映画は楽しみです♪
キレーな女の子いっぱい出て欲しい!
嫌われ松子の一生
壮絶な女の孤独な生涯の話らしい。これはかなり期待。
来春公開される映画は「下妻物語」の中島哲也監督。映画化したいとすぐに思ったよう。
主演は中谷美紀さんで「『嫌われ松子』を演じるため今までこの仕事を続けてきたのかも知れません」と。脇を支える俳優達も…