私の知らなかったDVDプレイヤーの機能
夫が、義母から「さすがに困るようになったから20万円程度でPCをみつくろって欲しい」との依頼を受けたようだ。
我が家にこういう依頼をすると十中八九、Appleの製品が届くことになる。なんといっても夫はAppleを「教団」と言ってはばからないApple信者なのだ。この間、夫の会社の社長までも、夫に対して「なんというか、○○さん(夫)にはMacintoshを使って仕事をして欲しいんだよね」と言い始めたらしい。
そういうわけで今回もiBook 14″あたりが見繕って送られる予定になっている。Apple iBook 14″
それにしても、PCがないと義母くらいの年代(50代)でも「さすがに困る」ようなコンピュータ社会になったんやー、と少し感嘆した。
普通はこういう変化は実家の変化で気づくべきなんだろうけど、私の一家は理系一家なのであまりに世間一般の感覚からずれすぎていて、そういうことが感じ取れないのである。
父も母も理系で、私が生まれる前からコンピューターに触っていた。私が幼い頃から家にPCは備え付けられていた。その実家の中で唯一文系色が強かった弟すら今はプログラマになっている。
思えば、弟は、高校生時代にコース選択するときになって「俺は数学も理科も苦手だから理系コースに進むのはイヤだ。だいたい、勉強するの嫌いなんや。だから文系コースに行く」と主張していた。だが、結局理系コースを選択し、理系の大学に進学した。
姉の私の「ええか。理系に行っても文転するのは簡単や。だけどな、逆はできへんねんで。しかもな、理系にほうが受験科目が多い分、楽してええ大学入れんねん。勉強嫌いやったら理系にいっとき。就職も楽やで。絶対に理系のほうが得やねん」という自分のことをさておいた「ドラゴン桜」ばりの説得が功を奏したからであろう。姉の意図は、弟にはとにかく手っ取り早く手に職をつけてもらって、路頭に迷わないようになり、姉が困ったときには必ず助けてもうらおう、というかなりセコイものだった、というのはここだけの話である。
姉の念願は叶って、弟は今、たとえ離職してもすぐに次がみつかるであろう堅実な職業であるプログラマになり、姉に「Winnyの技術」がおもしろいから読めと勧めるまでになってきている。何でも「どういう思想でどういう仕組みにしてあるか、何故共有効率があれほどまで高いのか、技術的に面白い」(弟のメールから引用)らしい。「Winnyの技術」
まあ、それはともかく、そんなわけで理系一家な私は夫の家庭を通じて、理系ではない家庭の様子をうかがい知るのである。
私がそんな「えらい時代になったもんやな」という話をしていると、夫が義母の話としておもしろい話をしてくれた。
なんで義母がPCがないと「さすがに困る」ようなことになったかというと、義母の手元にとある議事録(だったと思う。この際、内容はどうでもいい)のデータがCDで送られてきたらしいのである。
義母は困った。義母の家にはPCがない。
義母は思った。
「アレと同じ形してるし、もしかして何か画面に出てくるんやない?」
…そう。
DVDプレイヤーに入れて何か再生しないかと試してみたのだ。
私「動かん動かん。そりゃ、いくらなんでも…。私はCDやからCDプレイヤーにかけたんか思ったわ。だいたい、DVDプレイヤーって普通の音楽CDも再生できんのんちゃうん」
夫「えー。そりゃ、CDに入ったデータは再生できないけど、普通のDVDプレイヤーは音楽CDは再生できるよ。何言ってんの」
私「うそー。だってさ、音楽CDを再生しようとしたら、その分、データを複合化するだろうから、特許を使うことになって、特許料金を支払わなきゃいけないし、設計上の制約もDVDだけに比べて多くなるんじゃないの。だいたい、DVDプレイヤーにCompact Discロゴなんてついてないんじゃないの?」
夫「…。そういう消費者無視の姿勢がよくないんだ」
グサッ。
う、かなりキました。すみません、消費者無視の発想で。そうですね、法務も究極的には技術者や営業職を通じて消費者に資すべきです。かなり痛かった。
夫「嘘つき呼ばわりするなら確かめてみたらいいだろ」
確かめてみようじゃありませんか。我が家のハードディスク付きDVDレコーダーの東芝RD-SX41を見ます。
私「…Compact Discロゴがある。マジで?再生すんの?」
やってみました。音楽CDをいれてみます。
私「うそやん。再生したで…。音楽が聞こえてくる…」
びっくりしました。
私「マジでーー!?こんな知られてない機能のために設計あわせて、ロゴつけてんの?そうなの?知らなかった」
みなさん、ご存知でした?











私も最近まで知りませんでした
我が家ではX-BoxでDVDを見ているせいかも知れませんが… :-)
うそっ?・・・・ホントですか、それ?
試しようにも・・・あそうか、うちのテレビはDVD再生できるんだ・・・確かに音楽のCDは再生できますが・・・ドキュメントも再生できるんかい?いま再生させようにもできないんだけど、試してみます。
>>ちこさん
ちこさんも知りませんでしたか。よかった。私のほうが多勢な気がしてきました。
>>ろじゃあさん
読みづらくてすみません。
ドキュメントはもちろん再生できないですよ!
音楽CDが再生できるだけです~。
ドキュメントが再生できたら義母もPC買わないですよー。
意外なところで職業柄の考え方が出てくるんですね~
笑えました。
DVDは傷がつきやすくて不便なのに、あえて
CDとの互換性を図った(というか、一つの
プレイヤーで両方再生できるように)ために、
あの形になったのだと聞いています。
結構知られてないのかなあ?
じゃあ、あなたはうちの会社の主力商品をどう思っていたのですか?と激しく問い詰めたい。
ちゃんと本体の上部にcompact discのロゴがあるぢゃないすか。目立たないけどさ(笑)
余談ですが5.1chサラウンド環境を構築すると、DVDプレイヤーでCDを聴く機会が増えますよ。
>>ydrさん
何か特殊なPCなどの製品のために互換性を確保してあるのかと思ってました。
DVDプレイヤーは「DVD専用プレイヤー」だろうと…。
>>にょろぞさん
ぐ。あれは特別な製品なんだと思ってました。
でも、確かに映画用に5.1chを導入したら同じもので音楽聞きたいですね。
そっか、なるほど。そのために音楽CD再生機能がついてるんですね!!
やっと気づきました。CDプレイヤーとDVDプレイヤーの両方をアンプに配線するのは面倒ですもんね。
かなり余談になりますが、私は「小一時間」を「ショウイチジカン」だとつい何ヶ月か前まで思ってました…。