2005年11月21日
ミステリ好きのミステリ苦手
私はミステリーが好きです。私の読む本はミステリーか実用書しかない、というくらいミステリーが好きです。私の歴史や業界裏話ちっくな知識の大半はミステリーから来てます。
そんな私の一番大好きな日本のミステリーは、島田荘司の御手洗シリーズです。いわゆる名探偵もので、その名探偵の御手洗のぶっ飛んだ設定とか、本格っぽい謎の多さとか、ためになる蘊蓄の多さなどが大好きです。
しかし、ある日、私は本棚を見ていて発見しました。
うちには御手洗シリーズが一冊もなくないか?
おかしい。別にどうということもない宮部みゆきや貫井徳郎なら結構の冊数があるのに。なぜ、一番大好きな御手洗シリーズがないのだ。そうだ、始めて読んだのは高校生のときでお金がなかったし、それ以後も「文庫しか買わない」ポリシーなのに文庫になるまで待てなく全部図書館で借りて読んでたからだ。今も最新作「摩天楼の怪人」を図書館で予約して待っているのだ。
「買えよ!」と思った貴方は本屋でぜひ見て欲しい。その殺人の出来そうな厚さと値段を。あんな大層なものを買っていたら、我が家は本棚だらけになってしまう。
しかし、今や社会人にもなったことだし(休職中だが…)、だいぶ文庫化も進んで来た。
この状況の中、御手洗シリーズファンを自任する私が、御手洗シリーズを持ってなくていいのか!?いや、よくない。
そんなわけで気づいたその日にAmazonでガツンとまずはお気に入りの本の文庫を買いました。
届いて分厚さにびっくりしました。文庫でも殺人ができそうです…。
Amazonの箱からガンガンガンと積み上げられて行く文庫を見た夫はびっくりし、「どうしたの?」と聞きました。顛末を説明すると、「いや、図書館で借りたらええやん!何で買わなあかんねん」と言いました。
…分かってないな。お気に入りの本というのは、読もうと思ったときにすぐに読めることに価値があるんだよ。とある眠れない日の真夜中とか、ふと半身浴したいと思ったときとか。予約して読むなんて本好きには邪道な行為なんだよ!
そんなわけで満足した私はさっそく読書に励むことにしました。どれから読むか悩みましたが、私はレオナ・マツザキというキャラが好きなので、御手洗シリーズのはずのに御手洗は一瞬生物学の説明をするだけしか登場せず、後はレオナが謎を解決する「ハリウッド・サーティフィケイト」にチャレンジすることにしました。
この本は女優殺しから事件が始まり、ケルト神話や生物学、ハリウッドの日常、アクションシーンといろいろ満載な本です。犯人も最後まで分からず、主人公のレオナは危険な目に遭いまくり、ドキドキします。
と、少し読み進めて気づきました。なんで私が御手洗シリーズを購入してこなかったかを。
怖い。怖い。怖いよーー!!!!夜中のお手洗いが怖いよ。お風呂でシャンプーするのが怖いよ。
御手洗シリーズは種類でいうと本格ミステリーというやつで、こわーい不可解な謎がいっぱい出てきます。怖い神話や手記も盛りだくさんです。
私は社会のストレスにも弱いですが、物語のストレスにも弱い極度の恐がりやです。昔からミステリーは好きなのですが、ミステリーにつきものの怖い場面を読むといろいろ日常生活に支障を来すので、購入するのを辞めていたのでした…。その本が家にあるというだけで怖いのです。だから図書館で借りて読んで返すんです。怖いミステリーは読んでから2、3日は電気を煌煌と照らさないと眠れないのです。
小学生の頃、母親に「大人になれば怖くなくなるわよ」と言われて、素直に信じてましたが、お母さん、大人になっても全然怖いから!!!
最近はあまり怖いミステリーは読んでいなかったので忘れていました。
私の記憶によると、「ハリウッド・サーティフィケイト」は買った本の中では、一番怖くない部類だったはず。他の本はもっと怖いよ…。
…どうしよう。なんでこんなにたくさん怖いミステリーを買ってしまったんだろう。苦手なのに、好きだから絶対に読んじゃうよ。今も怖いよ。
ミステリ好きの怖いミステリ苦手の苦悩でした。
投稿者 michy : 2005年11月21日 04:59 :
本や雑誌
|
関連しているかもしれないエントリ:
michyの読書メモ&ゲームメモの案内オタク知識で意外に今クールのドラマが分かることを発見
分かりやすい例え話
今回は頑張って節約した
完結しない気配が色濃く漂う物語
トラックバック
この記事のトラックバックURL:http://michys.com/michy-mt/mt-tb.cgi/3041
コメント
怖がりでしたか・・・(^^;)。
まあ、「斜め屋敷の犯罪」あたりからリハビリしてもたらどうでしょう?
「占星術殺人事件」は、怖いというより割り算と足し算ですから(ネタバレにはなってないと思うのですが)、ろじゃあは迂闊にも笑ってしまった記憶があるのですが・・・。
Posted by: ろじゃあ : 2005年11月21日 17:47
そうです。怖がりなんです…。
「斜め屋敷」や「占星術」は、語り手の石岡くんの変な推理(失礼…)のせいで怖くなってるカンがあるので、どうしようと悩んでおります。
しかし、短いし、そこらあたりから手を出すべきですかね。
本当に一番読みたかったのは「アトポス」の冒頭のストーリーだったりするのですが、思い出すだけでガクガクブルブルです。
Posted by: michy : 2005年11月21日 17:58






