ぼったくり飲み屋

Posted by michy on 12月 6, 2005 in 法務っぽい

「不当表示寿司屋」で私(?)と寿司屋のバトルを掲載したら好評だったので、便乗して私と飲み屋のバトルなどを書いてみたいと思います。
それは不当表示寿司屋のバトルから少したったある日でした。私と夫は、後輩を家の近所の飲み屋に拉致って彼の何かのお祝いをしてあげていました。後輩の祝いなのに、わざわざ自分の家の近くに呼びつけるあたりが私のメンタリティを象徴しています。
その家の近くの飲み屋は初めて入ったのですが、ドリンクが380円くらいと比較的安く「お、ここ、結構いいじゃん!」と思いながら上機嫌で飲んでいました。禁酒する前の話です。後輩は終電があるので先に急いで帰ります。繰り返しますが、これは後輩のお祝いごとです。駅までの見送りすらありません。酔った私にはそんなことを思いつく余裕すらありませんでした。後輩、申し訳ない!むしろ、「終電に間に合うか間に合わないかの時間管理は自分でしてよね!」と自分すらしたことないことを後輩に要求していた気がします。
後輩も帰り、そのあと上機嫌で夫と飲んだ後、会計をすることにしました。レジの前に行くと張り紙が目に入ります。
「22時以降は深夜料金として20%割り増しになります」
はあ!今初めてみたんですけど、そんなお知らせ。表の看板にも書いてなかったし、店内の目立つところにあるわけもないし、メニューにもそんなこと書いてなかったって。レジの前にたってみたら目に入るってどういうことよ。料理や飲み物を注文する前には分からなくて、料金を支払う段になったら「実はあの金額は22時までの金額だったんですよ」って、それナニ!
この飲み屋は朝の5時まで営業してるけど、それって営業時間の大部分が割り増し料金ってこと!?24時間営業のタクシーやファミレスならいざ知らず、どういうプライシングしてるのよ。だます気まんまんとしか思えない。しかも、「あれ、この飲み代安いかも」と思ってバンバン頼んでた自分が一番許せない。
ちょっとさ、これって刑法246条2項の詐欺罪にあたるんじゃないの。確か、人を欺いて錯誤に陥らせ、財産上の利益を得たら246条2項の詐欺罪でしょ。これって私が割り増し料金を払ったら、お店側は最初に割り増し料金がかからないメニューを提示することによって、割り増し料金がかからないかのような錯誤に私を陥らせて、その結果、私にバシバシ注文させて注文数を稼いで20%割り増し分の財産上の利益を得たっていえるんじゃないの。だって安くなかったらあんなに頼まなかったもん。ちょっとどういうことよ。
せっかく人が気持ちよく飲んでたのにー!!!
私も大人だし、怖い人が出て来たらイヤだから割増料金を払わないとはいいません。しかし、一言くらい文句つけたいです!だけれども、運が悪いことに今回は夫が一緒でした。同行してたのが前のように法務女子メンバーなら、あんまり遠慮することもないのですが、夫は私がお店の人と喧嘩することをいやがります。私は文句のつけかたが下手らしいのです。
「ねえ、ねえ、これ超むかつくんだけど!絶対にメニューにも、店内の目立つところにも22時以降は20%増しって書いてなかったよ。メニューに20%増しって書いてあったか聞いていい?」
かなりの穏やかなところからのアプローチです。夫はちょっと不機嫌そうな顔をしたものの、しぶしぶOKしてくれました。
私はレジで、払うという意思を見せるためにカードを出しながら店員さんに聞きます。
「この22時以降20%アップってメニューのどこに書いてありますか?」
「しょ、少々お待ちください」
店員さんは慌ててメニューを調べにいきました。かなりの時間がかかってます。しらばくして戻ってきました。
「あの、載ってないみたいなんですけど」
やっぱりそうだよー。ぼったくりだ、ぼったくりだ。とはいっても、支払わないとかゴネると夫が怒りそうなので、穏やかに店員さんに告げました。
「責任者のかたに、メニューに22時以降は20%増しですよ、と書いておいたほうがいいと、言ってた客がいるとお伝えください」
この客はわけの分からないことを聞くな、と思ってたかもしれない店員さんはそこで我に返ったらしく、神妙な顔で予想外の対応をしてくれました。
「申し訳有りません。ご指摘ありがとうございます。このたびはご指摘頂いたお詫びとして、20%オフとさせていただきます
おっと!マジで伝言するだけだと思ってたら安くなったよ。3人分の飲み代の20%は痛かったから、かなり助かったよ。ちょっと印象がよくなりました。
少し機嫌良くお店を後にしました。しかしお店を後にすると何であんなにすぐに対応してくれたのかが不思議です。私、穏やかに文句言ったつもりだし、それだけで深夜料金にするかどうかの対応を変えるってお店としていいのかなー。そういうもんなのかなー。主張をしてみるのがいいってことなのかしら。
ハッ!そこで気づきました。私が文句を言ってるときに、夫が私の後ろで無言でたたずんでいたことを。夫はヒゲを生やしていて、コワモテと言えばそれで通る顔です。しかも、その日の服装は「本当のまっちゃんのTシャツ」で購入したカラフル和柄Tシャツにジーンズ。
もしや、怖い人に間違えられた?
深層は未だもって分かりませんが、そのお店はすぐにリニューアルオープンしました。

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4 Comments

  • mami より:

    こんにちは!
    すごい!スマートな戦い方で勝利しててかっこいいです!
    だんなさま効果もあったかもだけど、だとしてもお手本ですよ。
    見習わせてもらいます!~。

  • michy より:

    スマートだなんて照れます♪
    不当表示やぼったくりをなくすために共に戦いましょう!

  • hal* より:

    ひさびさに不当表示寿司屋の話が読みたくなって(←相当お気に・笑)サイト内検索したところ…ぉお!新作発見(笑)。今回も笑わせていただきましたぁ^-^ 途中まで、なんだ、だんなぴょんバトルに水差すなぁ(失礼!!)とか勝手なこと思いながら読んでたんですが、、実は主演だったんですね(笑)。しかし、気になるのは20%増しの20%引きはメニュー価格の4%引きになるはずなんですが…支払ったのはメニュー価格でしょか。。

  • michy より:

    実はレシートの確認を忘れたのですが、あんまりあの店員さんが深いことを考えていそうには見えなかったので、20%増をやめただけだと思います。気付いたらまた文句を言いたくなりそうだったので、あえてレシート見なかったのかも(笑)

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