「さおり&トニーの冒険紀行 ハワイで大の字」
著者二人のコンビは「ダーリンは外国人」から好きだったものの、この本は「パリで出かけるか自宅にいるか。それ以外はお金の無駄使いのような気がしてならない」とパリと自宅至上主義の訳の分からない価値観をもつ私は興味がありませんでした。しかし、電車の中で広告をみたら、その内容がなかなかおもしろかったので、「これは買うしかないかも!」と思って購入しました。
電車の中で見た広告はトニーさんが「どんな水着がいいですか?」と言われて「サメに襲われない水着」と答え、「それなら越中ふんどしですよ!」(サメは自分より大きいものには襲いかからないかららしい)と言われるというものです。これだ、こういうやりとりを私は読みたかったんだよ。ハワイには全く興味がないけど!
…読了。ハワイに興味のない人間が買う本ではありませんでした。
私の望んだようなやりとりは、「こぼれ話」ということでスパイス程度にあるものの、中心は「ハワイではこんな体験ができるよ〜。こんなところがあるよー」という感じのハワイ探訪です。レストランの料理紹介にカラーで数ページ使ってあったりします。ハワイに行く、ハワイに興味がある、ハワイに行った気分になりたいなどの志向があるなら、ほわほわとしたやわらかい感じの紹介にきっと満足できると思います。しかし、ハワイに全く興味のない私は読んでいてふわふわと幽体離脱しそうになりました。
しかしながら、Amazonの書評でも絶賛だし、本屋では山積みされてるし、世の中のOLには売れてるようです。自分と世間一般のOLの価値観の相違を感じ悲しくなりました。きっと、同じアメリカで同じノリでもE3探訪なら楽しく読める気がする…。ああ、女性としてOLとして何か間違ってる。
自分と世の中のとの距離を再認識した一冊でした。











