2006年01月08日
頑張らない解決
夫と話をしていて、少しだけ自分の問題を解決すべき方向性が見えてきたので、まだあんまり頭の中を整理できてないけど、なんとなく書いてみます。
私は今まで「頑張る」ってことがとても大好きで、いろいろ頑張ってきました。仕事やアルバイトも「たとえお金が労働に見合わなくても、それより賃金安い仕事より自分が働いていて楽しければいいや」という基準で選んできました。
そういう「頑張る」って日本人の美徳だと思うし、とても素晴らしいことだと思うのですが、「頑張る」だけじゃどうにもならない世界や体になってきたんだな、と夫に言われて思ったのです。
私はとてもヒューマンエラーの多いたちで、小学校の頃から試験のときは簡単な問題でも計算ミスばかりでした。でも、難しい問題だと不思議と計算ミスをしないんです。案の定、社会人になっても仕事に慣れてくるとミスばっかり多くなって、先輩に「ミスをなくすのが課題だね」なんて言われたりしました。
でも、どうやったらミスなんてなくなるのか分からなくて、いろんな人に聞いて回ったり、やることをコンピュータ化して単純化してみたり、見直し回数を増やしてみたり、「頑張り」ました。でも、ある程度は改善されるのですが、そこからはまったく直りません。
「頑張り」が足りないのかな、と落ち込みました。残業をしてみたりもしました。
でも、よく考えてみると答えは単純で、そんな小さな頃から無くそうと思ってなくならないものが、急になくなるはずがなかったのです。
結局は、その答えは「片付かない!見つからない!間に合わない!」って本に載っていたADHDっていう脳の構造が原因だろう、だからこのミスが多い私はこのままなんだ、とあきらめました。
で、慣れるような仕事ではなくて、日々新しいことが起こるような少し難しい仕事ならできるだろうから、たとえお給料が低くなってもそういう仕事をなるべくしようと決めました。
でも、いざそういう仕事についてみると、そういう仕事の周りにいる人は、とても「頑張って」いて、とても輝いているのです。夜遅くまで残業して、遊びもきちんとして、身だしなみも気を配っています。人の輝きには弱いたちなので、私も憧れて、「頑張り」ました。
「頑張ってる」人から、締め切りを「こうじゃないと間に合わない」や「こうしてくれないと」と言われれば、確かにうちの部署(つまるところ私)が「頑張らない」、残業しないのは罪悪だと感じて「頑張り」ました。「頑張れば」なんとかなるって信じて。体を壊すのも、頭が痛くなるのも、自分が弱いから、「頑張っていない」からなのかな、と思って、無理矢理、仕事をこなしたりしていました。
で、体調を崩しました。
今でも、「頑張る」って素晴らしいことだと思うし、私は出来るなら精一杯頑張りたいです。それが日本の力の源だと思います。
でも、思うに、私が頑張ってどうにかしようとしていた、ヒューマンエラーやストレス耐性は「頑張って」どうにかなるものではなかったんです。今までの日本社会は、そこを「頑張れ!」でなんとか済ましてきていたところがあると思うのです。
しかし、コンピュータが発達して、少しのヒューマンエラーが大きなミスに繋がる昨今、「頑張れば人間はどんなストレスにも耐えられるし、ミスもしない。倒れたりミスをしたりするのはがんばりが足りないからだ」っていう古き良き日本の価値観ではどうにもならなくなってきたのです。
また、会社を大きくするときや頑張りどきなどのある時期には徹夜や長時間労働も仕方ありませんが、小野和俊のブログ「徹夜をしてはいけない理由」にあるような「頑張る」人に対して周りが何も言えなくなる状況も、長く続くと見逃せない悪状況を生み出すと思います。
人間はミスを起こすもの、体に見合わない長時間労働などのストレスを与えたら倒れるかもしれないもの。ミスが起こったときにどう対処するか。ミスを指摘して、救える体質になっているか。ストレス過多で人が倒れたときに、すぐに人員を補充できる体制になっているか。その人が抜けたらもうどうにもならなくなっていないか。
そういうことを整備するのが重要ではないのかな、と思ったのです。
「頑張る」っていうのは美徳ではあるけれども、「頑張ら」ない人を否定すべきではなくって、自分も「頑張ら」ないであってもよい、と。今更気づくなよ、って感じのことではありますが。
なんて書いてみて、でもやっぱり頑張るの好きだな、と思いました。スポーツクラブ入って、体力を作れば多少が頑張れるようになるかしら。
投稿者 michy : 2006年01月08日 18:26 :
バトン、思いつき、妄想
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コメント
仕事の体力とスポーツの体力はどーも別物っぽいよ。
毎晩3時まで働いてた同期がマジぶっ倒れて入院しました。
彼は体育会蹴球部出身。
Posted by: riot : 2006年01月10日 07:36
うおー、そうなんですか。運動はダイエットだけを目的にします。
やはり、残業はしない方向を目指しますです。
Posted by: michy : 2006年01月10日 23:34
新年早々なんですが・・・
残業すべきときにすることが自分で判断できて、残業すべきでない(する必要がない)ことが自分で判断できて・・・その上で、周り(上司含む)がその判断を妥当と考える職場だと、「頑張り」と「オーバーワーク防止」は両立するんですけどね。
今年もよろしゅう。
Posted by: ろじゃあ : 2006年01月12日 15:39
おっと、一個目からして難しいです…。どうやったら判断できるようになるんだろうなあ。課題です。
Posted by: michy : 2006年01月12日 22:00
今日MOUの件を検索していてここのblogにあたりました。面白くて作業中断してしまいました。本もすごい読まれてるんですね。自分も毎日夜中の2時~3時までやってましたが、最近時間帯をかえたんです。夜遅くとも12時には寝て朝の5時~6時には起きて始める。リズムをかえてから1週間たってないので未だ眠いです。
Posted by: JJ : 2006年01月13日 07:21
わーい、ありがとうございます。ただ、MOUのことは書いたつもりがなかったので、お探しことは見つからなかったかも。申し訳ないです。
本は趣味なだけで乱読ばかりしていて恥ずかしい限りです。
朝型の生活にされたんですねー。朝型いいですねー。ただ、私の場合、絶対的な仕事量が多いとダメっぽく、朝型にしても長時間労働してると、次の日がダメになります;_;でも、ホルモンのバランスなどからも朝型っていいなあ、と思うので、次、復帰するときはまた朝型にトライするつもりです。共に頑張らせてくださいませ。
Posted by: michy : 2006年01月13日 09:12

