なぜ、スローライフに魅力を感じないか
お正月に実家に帰ったら、自称田舎でスローライフのエンジニアをやっている弟に「田舎はいい。俺はスローライフの楽しさを知っている」ということを言われました。母にも「たまに都会にいくからいいのよ。今は何でもインターネットで手に入るしね」と言われました。
また、弟と残業時間の話をしていたらびっくりしました。
「先月の俺の残業、10時間」
なんだよ、エンジニアの残業時間が10時間って!なんでそれで会社が儲かってるんだよ。それ、私が「体調悪くて医者に止められてて、残業できません」って言ってからの月の残業時間より少ないよ!
(念のため追記しておくと、残業は私が自主的にしたのであって、上司がさせたのではない。上司には「帰らなくて大丈夫?」と心配されたりしもした。だがしかし、残業しないと間に合わない締め切りであったのも事実…。←なぜ、そういう締め切りであるのを上司が知らないシステムなのかは、私は知らん。上で解決してくれ。きちんと報告すべき人にはCCをいれていたつもり)
そういえば、私の会社はいわゆる年俸制というやつで残業代という概念がなかったので、(その法的有効性については入社当時から疑問を持ってるけどさておき)残業について深く考えたことが無く、夫に「え?残業したっていうのって定時から2時間超えてからだと思ってた」と言って、「それは間違ってる!」と怒られました。いや、夫はそれ以上残業しないと帰ってこないし、そういうものかと。そういえば、地方から遊びに来た友達は夜の10時に夫が帰宅してないのに「旦那さん、いつもこんなに遅いの?」ってびっくりしてたけど、私はむしろその反応にびっくりした。まだ10時だよ?
私は残業できないし、ネットショッピングの楽しさは知ってるし、ネットも活用しているし、夫と一緒に楽しく過ごせれば特別なものはいらないや、と思っているし、スローライフを送る資格は持ってそうです。しかも母や弟にうまく反論できませんでした。でも、やっぱり、私は田舎でのスローライフなんてまったく魅力的に感じません。なんで魅力を感じないのか考えてみました。
まず、前のエントリに書いたように私は頑張るのが好きで、頑張ってる人やものを見てるのが好きだっていうこと。
大好きなものや憧れるもののために、ちょっと無理して、幻覚みるくらいが好きです。お酒も、どうせ飲むなら痛みも記憶も飛ぶくらい飲むのが好き。(だから、禁酒することにしました…。死ぬ前にはもう一度焼酎とワインを飲みたいです)ちょっと頑張ってほしいものや、頑張る人は都会に集中しています。あまり田舎にはありませんし、いません。
それから、何でもすぐに手に取って確かめたいということ。確かに、インターネットで注文すれば何でも届くけど、ネット上でしか確かめられません。本屋をぶらついて立ち読みもできません。毎日デパートをぶらつくこともできません。いいものも食べられません。
私には哲学があって、いいものや気になるものを毎日眺めたり気にしていると、本当に欲しいものや買うべきものがみえてくる、と考えています。田舎ではこの哲学が実践できません!いいインテリアショップ、すてきで美味しい喫茶店、巨大な本屋、デパ地下、無印良品。私はぶらついて毎日眺めて買い物するのが好きなんです。
最後に、田舎の静けさと広さが苦手だということ。私の生家は増築に増築を重ねた田舎の家で、ミシミシギシギシいうし、妙に暗闇は多いし、お手洗いは水洗ではない上に遠くて、窓から庭の巨大な樹が見えるし、夜中になると誰もいない場所が妙に多いし、とにかく静かで広かったのです。小さい頃の私はお化けがでるんじゃないかと、夜中にお手洗いに行くのもヒヤヒヤでした。一人暮らしをして、全部が自分の手の届く範囲にあるようになって、どれだけ安心したか分かりません。
小さい頃、母親には「大きくなったら怖くなくなるから」と言われていたものですが、お母さん、大人になっても怖いです…。
だから、「閑静な住宅街」といっても私には「暗くて静かでお化けや事件の起こりそうな場所」としかうつらないんです。都会で、猥雑なくらいの感じのところのほうが落ち着きます。今の家も繁華街近くにあってうるさいですが、これくらいが落ち着きます。もっとも、駅近くで不動産の流動性が高いって理由もあるんですけど。
そんなわけで、頑張るのは辞めた私ですが、スローライフを送る気はないのでした。











長々と書いてるけど、
都会じゃないと私のわがままをかなえられない
ガマンをする気はない
ってだけでしょ。
いや、その通りなんだけど、
その「都会じゃないとかなえられない私のわがまま」って何かな、って思って、考えてみたんだよ!
そうか、スローライフには我慢が必要なのか…。
都会大好き人間がスローライフ実践するには少なくとも次の要件が必要です。
スローライフへのプラスイメージ
都会の蜜(特に情報、各種機能)へのアクセスの代替手段の確保
都会生活からスローライフへの移行に伴うリハビリ期間と必要な費用の確保(しばらく行き来できる環境と交通費とか)
そして・・・家族の理解
これのひとつでも欠けるとどこかで「厄介」が生じる可能性がありります。
参考にも何にもならんでしょうが・・・(^^;)
スローライフへのプラスイメージからして難しそうです…。子供の頃から関東の都会に憧れ続けて育っているんです。夢を実現できて幸せな今、あの頃に戻りたい思いはゼロー。
しかし、残業しなくて済むってそれは素晴らしい。あ、これがプラスイメージになるでしょうか。