撃退のはずが

Posted by michy on 3月 24, 2006 in 2006年

家の電話に電話がかかってきました。家の電話への電話はセールスのことが多いので、体調の悪いときはとらないときがあります。でも夫や実家からの電話だったりすることもないことはないので、気分のよかった今日はとってみました。
「おいそがしい土曜日の朝に失礼いたしますー」
…ハズレでした。
こういうときは穏やかに速やかに少ない一言で、「あ、ここはいくら言ってももう無理だな」と思ってもらえる断りかたを探します。あげあしをとって争ってみたり、ガチャ切りしたりという技もありますが、私は根が争いが苦手なのです。相手が嫌な思いをすると「ああ、むこうもお仕事なのにねえ」と不必要な罪悪感をもったりしそうなタチなんです。勧誘の電話ごときで罪悪感をもつなんてそんな無駄なことしたくないのです。
今まではマンションや家販売の電話が多く、「もう買ったところなんです」と言って断っていました。新聞の勧誘は「日経だけしかとらないんで」でだいたい諦めてくれます。
さあ、今度は何だ。
相手は私が相づちをうつひまもなくたたみかけます。
「私、○○にあります××化粧品の△△ともうしますー。XXXXXXXXXX番から順番に電話をかけさせて頂いております。」
化粧品か。新手です。電話勧誘にあうのは初めてです。「メーカー決めてるんで」って言っても、「試しにどうですか?」なんて言われそうだし、「興味ないです」って言っても化粧に興味の無いなんて女性としてなんて、って言われそうだし、はてさてどうしたものか。
悩んでいるとまた相手はたたみかけます。
「このたび、美顔になるための二時間の体験のマッサージを、40周年記念ということで提供しておりまして、20代から80代まで多くのかたに足を運んでいただいておりまして、たった1,000円で提供しておりまして」
化粧品どうですか?かと思いきや2時間1,000円の美顔マッサージですか。なるほど、そうやってあのちまたにある聞いたことのない名前の化粧品屋さんは客を増やしてたんですね。ふーん、興味深いなあ。しかし、どうやって断ろう。どんな割安な美顔マッサージでも興味ゼロなんだけど、この心境を効率よく理解してもらうためにはどうすればいいのやら。
今回は合いの手をはさむすきがあったので、相づちをうってみました。
「はい。」
と、相手から応答がありました。
「あの、ずいぶんお若いかたのようですけど、もしかして10代のお嬢様でいらっしゃいますか?」
10代のお嬢様!!!なんかわからないけど、キター!10代に間違えられるなんて、まだまだ私も捨てたものじゃないね。声だけだけど、声が若いってよく分からないけど重要なのよ。
嬉しかった私は思わず脊髄反射で答えました。
「はい!」
「学生さんでいらっしゃいますよね?あの、お母様はいらっしゃいますか?」
嬉しくて返事してしまいましたが、嬉しすぎて設定を考えるヒマがありませんでした。10代で学生ってことにして、母親はどうすることにしよう。あわあわ。あんまり多くを語っても嘘っぽいし、えーとえーと。
パートで
…想像力が貧困です。
「そうですか。分かりました。また、お母様がいらっしゃる頃かけ直させていただきますね。お母様によろしくお伝えください」
お、退散してくれた。なんか撃退に成功した気がす…うん?またかけ直すって、全然撃退できてないじゃん!!
「10代ですか」攻撃に浮かれ過ぎて、肝心の「もう二度と電話をかけたくなるような、簡潔でビシッとした応対」という当初の目的をほとんど忘れていました。冷静に考えれば父子家庭を装うとか色々応対方法はあったのに〜。
やってしまいました。負けました。くやしいです。しかし、子供をよそおうという技を一つ会得したので次回は必ず!

Share and Enjoy:
  • Twitter
  • Tumblr
  • Print
  • PDF
  • email
  • RSS
  • Add to favorites
  • Google Bookmarks
  • del.icio.us
  • Digg
  • Facebook
  • FriendFeed
  • MySpace
  • Netvibes



4 Comments

  • Dora より:

    やれやれ…..
    うちはほとんど常に留守電状態になってますっ!リアルタイムに出ることはほとんどありませんっ!
    失礼しました。。

  • riot より:

    クレジットカードで払えないNTTの固定回線は、Tepcoひかりの導入を期に解約してしまった… なのでセールスの電話が恋しい今日この頃。っていうかかかってきてた頃はガチャ切りしてたんだけれど。

  • いしかわ より:

    いつも楽しく拝読しております。
    私の夫が、資○堂に勤務しているので、申し訳ないのですが、他社の化粧品は使わないんです。
    という返答ではいかがでしょうか。ライバル会社の社員が親族にいることを装えば、結構使いではあると思うのですが。

  • michy より:

    >>Doraさん
    それが正解ですよね。私が携帯の電話に出ないことがあるので、夫が家の電話にかけるんですよね。携帯に出ろって話ですね…。
    >>riotさん
    マイルの貯め方、参考になります。セールスの電話はこんな風にネタになったり暇つぶしになったりしてくれるので、ありがたいときもないわけではないです。ただ、ちょうどよいさじ加減&気分のいいときだけにきてほしいです。
    >>いしかわさん
    なるほど!それは他にも応用の利きそうな技ですね。今度試してみます。

コメントをどうぞ

XHTML: You can use these tags:' <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

Copyright © 2010 マダムを目指す理系女子の綴るblog All rights reserved.
Desk Mess Mirrored v1.4.2 theme from BuyNowShop.com.