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2006年10月19日

「DEATH NOTE HOW TO READ 13」 ブックマークに追加する

「DEATH NOTE
HOW TO READ 13」

Lの本名他データと大場つぐみのインタビュー目当てで買いました。思ったよりおもしろくてびっくりです。

Lの年齢が月より上めなあたりは「そうだよ。そうじゃないかと思っていたよ!!!」と嬉しかったです。また、Lの本名は「そんなものかな」って感じでした。

赤マルジャンプでラクガキ4コマなんて連載されていたことを初めて知りました。夏、海、趣味シリーズのLがとても良かったです。「ストーリーがおもしろかったんだし、絵描きさんのインタビューは読んでもどうせ分からないし」とあんまり小畑健インタビューは楽しみにしていなかったんですが、私は大場つぐみインタビューより小畑健インタビューのほうがおもしろくって、「私ってやっぱり絵描きさん好きなのかなー」と思いました。

大場つぐみインタビューは、おおまかにラストを決めて、そこに向かうようにロジカルに話を調整していくやり方がなんとなく私の琴線に触れました。ストーリーに対する理詰めっぽいアプローチが好きです。で、たいした理由もなく林檎などの小道具にこだわったりするあたりもいいなぁ、と思いました。すごい理由がありそうにみえて、実はあんまりないあたりがいいです。Lの最期の台詞や、page.108について「皆さん個々の解釈で完成させて楽しんで頂くのが『DEATH NOTE』なんです」と答えているあたりもいいなぁ、と思いました。そういう描き方をしているのだから、この答えは当たり前っちゃ当たり前だと思うのですが、それをきちんとできるのがいいなぁ、と。

小畑健インタビューは、その絵に対するこだわりにびっくりしました。週刊誌であれだけのクオリティの絵だから、すっごいアシスタントさんを使うのがうまいのかと思いきや、「人物のペン入れは名前のないキャラを含めて、全て自分でしていきます」とあって、びっくりしました。小物系もすべてガイドラインとなる下絵を入れた段階でアシスタントさんに渡されるらしい。仕事のやり方にはいろいろあると思うけど、ここまで完璧主義なのって私は大好きです。サイコロタワーやマッチタワー、隅々まで名前で埋まったデスノートも小畑さんのこだわりだと知りびっくりしました。資料集めもデジカメもって近所の運送会社まで行ったりとか、写真集を探したりとか、乗り物は模型を写真に撮ったりとか、こだわりがすごい。コマ内でのカメラワークや、短調になりがちな会話シーンを短調にさせないための絵作りでの工夫などなど、「すごい人はやっぱり違うのね」と思いました。

私が小畑健を知ったのは「あやつり左近」だったと思うので、「あれがデビューだよね?あの頃からすごい人だと思ってたけど…」ということを夫に言ったら、「なにをいう!小畑健といえば、それより前にも「CYBORGじいちゃんG」などがあるんだよ」と言われました。検索してみたら、「CYBORGじいちゃんG」はジャンプ連載を読んだ記憶がありました。そっかー、あれが小畑健だったのか。夫はよく同じ絵だって分かったなあ。夫の絵に対する記憶力には本当に感嘆します。

それから、すごいと思ったのは編集者です。あえて二人のコミュニケーションをあまりとらせないで、作品と断片的な情報をただ渡すっていう選択肢を選んだのはすごいなあ、と思いました。私は、共同作業ならお互いに情報は密にすべきだ、と信じてきたんですが、少なくともクリテイティブな作業の場合は情報の断絶によって想起されるものってあるんだあな、としみじみと思いました。

その感動を夫に伝えて、「この編集者さんのインタビューをみたいなあ」と言ったら、「いや、それは前面に出てこないほうがいいんじゃないの。キミは編集というものを過小評価しているよ。「G戦場ヘブンズドア」を読み直しなさい。編集者って結局プロデューサーみたいなものだからね」と言われました。

プロデューサー、その職業は大変そうだし、「あれは絶対に常人には無理だ」とは思うののの、未だに何をやっているか私が理解できない職業の最たるものです。人によってスタイルが違いすぎるのが理解できない理由なのかなあ。「風と共に去りぬ」の映画のプロデューサー、デビッド・O・セルズニックの、「風と共に去りぬ」の配役や脚本に対するこだわりは本当にすごいと思うけれども、すべてのプロデューサーがそうであるわけでもないし、またそうであるべきであるとも思いません。なんか難しいですね。少し「働きマン」3巻を読んで実感中です。

お二人の先生が、二人とも一番好きなキャラがLで、かつL死亡シーンの「胸中」がお気に入りの場面ベストに入ってたのは嬉しかったです。私もあのLが死ぬシーンは大好きなシーンなので、小畑健のコメントの「好きなキャラの最期のシーンは気合いが入ります」にも感動しました。

リューク先生完全監修「わりと適当なキャラタイプ診断」もなかなかおもしろかったです。夫は自分が「危険思想は控えましょう」の夜神月になったとへこんでいました。私は「あなたは人間じゃありません」のリュークだったんですが、夫に「どれだったと思う?」と聞いて、「『唯一の常識人…がんばれ』夜神総一郎ではない。ネタで『少しは将来を考えましょう』渋井丸拓男。じゃあ、『自分の足で歩きましょう』ニア。じゃあ、リューク」とかなりの確度で当てられたのは正直少しショックでした。

デスノートを拾ったら「使わない」→レスター、ハル、ジェバンニの中だと誰が好き?「ハル」→親しい異性はいる?「そこそこ」→憑かれるならヌ、ミードラ、シドウの誰?「シドウ」(ヌとミードラは外見があり得ないから)→将来の夢は?「分相応に幸せに」→友達に何と言われることが多い?「変」でリュークにたどり着きました。おかしい選択肢を選んだ記憶はないので不思議です。

アニメも「Lが山口勝平って!」と心配していましたが、Lっぽくて満足です。年紀を経た声優さんは違うもんだな、と思いました。次は映画が楽しみです。

投稿者 michy : 2006年10月19日 20:56 : 本や雑誌 > 漫画関連 |    

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コメント

ttp://tokyotosho.com/
もしかしたら拾えるかもね

Posted by: とたかさん : 2006年10月20日 11:25

好きなものに投資するお金は惜しみません。
今のところ、Death Noteはお金を惜しまない対象です。

…但し、手持ちのお金と要相談なのが難しいところですが。

Posted by: michy : 2006年10月20日 22:40


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