道が覚えられません。買い物が困難です。

Posted by michy on 11月 17, 2006 in 2006年

F1旅行、PS3(エセハイビジョン液晶テレビ含む。そういえば誰かに「PS3を買った」という話をして「ちゃんとハイビジョンの液晶テレビもあるんですよ」と言ったら、「え?PS3のためじゃないでしょ?」と言われました。そんなPS3のために決まってるじゃないですか!)や本に惜しげも無くお金を使ったためかだいぶ元気になってきたので、遠出をして職場の近くの鍼灸院に行くことにしました。
今までは近場でしか通えなかったので、選択肢が整体とマッサージしかなくて困ってたんです。色々通いましたが、やっぱり中国四千年の歴史は偉大です。「これは明らかに骨がオカシイ」と思ったら整体に行くし、即効性と気持ちよさを求めるならやっぱりマッサージだったりはしますが、身体の奥にドーンと溜まったものはやっぱり鍼灸な気がします。
電話で予約を取ってでかけることにしました。しかし、場所がイマイチ思い出せません。職場の近くだし、行けばわかるかな、と思って適当に出かけることにしました。だって、場所はランチでほぼ毎日通ってたところから道一本入っただけなんですから。
駅について歩いてみると不安だったものの、歩いていると大通りから「そうだ!ここで曲がるんだった」という景色を発見しました。よかったよかった。「さすが私」と思って、そこで曲がり、「ここから一つ左手に曲がった右手に見えるんだよねー」と探し出すものの見つかりません。私の本能は「確かにここらへんだ」と訴えているのですが、肝心の場所が見つからないのです。
大通りから曲がる道はあってる自信があったので、左に曲がる通りを一つ手前に行ったり奥に行ったりするのですが、そのたびに「ここじゃない」という思いがつのります。あんまり見つからないので、思いきって電話をすることにしました。
「すみません。迷っちゃったんですけど、○○と○○の間を曲がるのであってますか?」
「はい、そうです。そこを曲がって、次の道を左に曲がってすぐの2階ですよ」
…いわれたとおり探したつもりですが影も形も見つかりません。別なビルに入って二階まで行ってプレートまで見てしまいました。もう一度電話して、やっと、二階にある看板を見落としていたことが判明しました。
大幅に遅刻したので「気にしなくて大丈夫ですよ」と言ってくれる優しい先生でよかったです。この前に「これはさすがに鍼灸じゃないと効き目がないツラサでは」と思って行こうと思ったものの、あまりの体調の悪さに遠出ができなくてドタキャンをしたときも優しかったです。(←どうでもいいですが、私の友人は「今起きた」と「ゴメン!体調悪くて行けない」で動じない人ばかりです)
普通に鍼灸の治療をしてもらい、「仙骨のあたりが問題ですね」と言われた後に、おちゃめに笑いながらこう言われました。
「今日はびっくりしましたよ。あれ?michyさんってmichyさんだよね?六回は来たことあるよね?って思いながら応対しましたよ。しかも、大通りから曲がる道はあってるのに、どうしてだろう?と思って」
…いや、た、確かによく通ってたけど、一年ぶりだし、同じような道ばっかりだし、看板は一階にはなくて二階にしかなかったから見つけられなかったし。
…もしかして普通の人は六回くらい通っていたら、一年後でも道に迷わないものですか?
ガーン!!!
悲しかったので、この間、夫に「いくら何でもそれは嘘だろ」呼ばわりされたエピソードを話してみました。
そのエピソードとは、ある日、私がお店でとある品物を買ったときの話です。私は袋にいれられた品物を受け取りました。私は何かが足りないと思いました。私は財布をもっています。財布の中にいれるものが足りないのでは?と思って、こう聞いてみました。
「あれ?おつりって頂きました?」
店員の方はかなり当惑して呆然とした様子でこう答えました。
「…まだ代金を頂いていないんですが」
さすがの私も少しショックだったエピソードなのですが、私のこの手のことは見慣れているはずの夫に「嘘」呼ばわりされるとまでは思っていなかったのでショックでした。
という話をすると先生は「それは店員さんがびっくりしたでしょうね」と言いました。確かに私はショックだったけど、それほどびっくりはしませんでした。そして、「旦那さんは毎日楽しいでしょうね」と言っていました。…そうであることを祈ります。

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5 Comments

  • fcp より:

    はじめまして。ブックマークコメントありがとうございます。勝手にゆがめて紹介したのを怒られなくてほっとしています。
    僕も道を覚えるのは苦手です。僕の場合は 1 ヶ月前でも怪しいような気がします。
    これからもときどき読ませていただくと思います。よろしくお願いします。

  • M13 より:

    >私は袋にいれられた品物を受け取りました。私は何かが足りないと思いました。私は財布をもっています。財布の中にいれるものが足りないのでは?と思って、こう聞いてみました。
    これもいわゆる三段論法なのでしょうか w
    このテンポ、オチとあわせてなんともいい味だしてますね。
    ワタクシの場合はmichyさんとは逆に、お金だけ払って品物を受け取らずに
    さっさと店を出てしまうこと度々です。
    日本でそれやると「お客さ〜ん」と店員さんが買い物袋を持って追いかけてくれるのですが、アメリカでは知らんぷり。なので、家に帰ってから気付くのですが
    あわてて、店にもどっても「放置してあったから陳列棚に戻した」というそっけない返答です。もう一度買い物し直す気力もないので、レシートを見せてお金を返してもらいますが。。
    おたがいがんばりましょう。
    あと、鍼の先生は器がでかいと思いました。

  • michy より:

    >>fcpさん
    いえいえ、とても嬉しかったです!よかったらまた同じような感じで紹介していただけるととても嬉しいです。
    >>M13さん
    文書はアゴタ・クリフトフの「悪道日記」を意識してみました。
    お金を払って品物を忘れるのは、中高生の頃からあまりに日常茶飯事ですよ〜。だからあえて書いたこともないです…。日本でも追いかけてくれることもあれば、そうでないこともあります。コンビニ弁当なんかの場合、家に帰ってから気付くと、とりにいく気力がなくて、「もういいや」とお金を払いっぱなしです。もちろん、おつりを受け取るのを忘れる事も多いです。
    …強く生きたいですね。
    鍼灸の先生は本当にいい先生です!

  • fcp より:

    僕も一度スーパーのレジで品物を受け取らずに立ち去りそうになったことがあります。いや、小学生のときとかではなくて、大学に入ってからのことです。
    それ以来、レジで買い物カゴを渡した後、精算を待っている間、「代金を聞き取る」「支払う」「品物と釣り銭 (順不同) を受け取る」という手順を頭の中で思い浮かべるようになりました。なんでこんなことをしないと買い物もできないのかと自分でもおかしくなりますが、一応これで回避できているみたいです。
    michy さん
    自分の中では当たり前すぎて書き忘れていましたが、もとはといえば、このエントリーを含め michy さんのブログを読んで非常に楽しませてもらっているので、まずそのお礼を申し上げるべきところでした。ありがとうございます。
    あまりに面白かったので、ここからひとネタできないかと考えてあの「紹介」になったのでした。
    またいくつかネタができたら続編も書きたいと思っています。 michy さんのブログ記事も「紹介」させていただくかもしれません。そのときはよろしくお願いします。

  • michy より:

    スーパーのレジの件、勉強になります。なるほど〜。スーパーの場合は、私はほぼ「夫と買い物する」ということで回避してるようです。
    楽しんでいただいているとのこと、本当に嬉しいです!このブログの自己満足成分はどれくらいなんだろう、と思うくらい自己満足で出来ているところが多いので、「楽しい」と言ってもらえると本当に嬉しいです。
    「紹介」、楽しみにしています。

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