一般人から離れる閾値2 ー「文化人だから」ー
ある日、サークルの後輩に聞かれました。
「michyさんは『ツンデレ』って知ってますか?」
愚問です。
「うーん、やっぱり知ってるんだー。この間、サークルの同期で集まったんです。そしたら、男の子がツンデレって話題を出したんですよー。私が知らないだけかと思ったんですけど、女の子を中心に半分くらい知らなかったんですよねー」
ええええ!!!!!…ツンデレってかなりの市民権を得ている言葉だと思ってました。サークルの同期ってことは私の後輩でもあるんだよね。えーと、サークルの後輩と自分にそこまでの乖離があると思ってなかったんですが、えーとえーとえーと。
「で、その場のメンツが知らないだけかと思ったんですよー。そしたら、後日、同期宛のメールで『それは○○ちゃんがツンデレだからだよ』って話題があったんです。話題をふられた○○ちゃんが分からなかったみたいで『それなに?ツンドラ?』って返していたんです」
…この時代にそんな小説のようなやりとりが成立しているとは思いませんでした。
それはともかく、そんなにツンデレという言葉は知られていないものなのだろうか?と疑問に思った私は夫に聞いてみることにしました。
夫「キミは自覚が足りなさすぎる!そんなもんだよ」
私「えーえー。でもさ、ツンデレって本屋の女性雑誌でも見かけるし、テレビにも新聞にも載ってるよ」
夫「キミはテレビで特集されている言葉や新聞に載っている言葉を全部覚えているのか。自分が興味のある分野だけでしょ」
私「えーえー。でもでも、流行語とかに選ばれてなかったっけ?」
夫「確かに、流行語大賞の候補にはなってたな」
私「それで十分じゃん」
夫「キミは流行語大賞の候補の言葉が全部分かるのか?」
うう。
悔しくなったのでどれくらい分かるかやってみました。八割くらいでした。確かに、結構分からない単語があるものだと思いました。
それでも、やっぱり納得がいかなかったので、別の相手に「サークルの後輩が集まったときにツンデレという言葉を知っていたのは半分だったらしい。衝撃を受けた」という話題を出してみました。
相手「それはmichyさんの属してるコミュニティが偏ってるからじゃない?同類が集まるってこと」
???同類?私の同類?
確かに、私は『ツンデレ』って言葉を知っているわけで、私の同類が多ければこの言葉を分かる人が多いのでは?
あれ?あれ?
…もしかして私が衝撃を受けたのは「半分も知ってるなんてびっくり!」だと思ったなんてことはないですよね?
相手「そう思った。半分も分かるのは多いと思うよー」
ガーン!!!!!
私「いやでも、流行語大賞の候補にも選ばれていてですね」
相手「流行語大賞の候補なんて結構知らない言葉ばかりだよ」
えええ!!!!そんなバカな。
私「八割くらい知っている言葉でしたよー」
相手「それはmichyさんが…文化人だからだよ」
…そっか。普通は知らない言葉も多いんだ。
言われて見直してみたら生きていくのには必要ではなさそうな一過性の単語が多いです。こんな知識ばかりがあって肝心の生きて行くのに必要そうな料理の知識がほとんどない私っていったい…。
少し悲しくなりましたが、言われた「文化人」という表現は曖昧模糊としていて素晴らしい表現だとおもいました。
これからは聞かれるとときどき困ることのある「何でそんなことを知ってるの?」という質問をされたら「文化人だから」と答えよう、と思いました。
ということを夫に話したら「文化人ってよくない意味で使われることもあるよ」と言われました。そーなんだ。そんなことも知らなかった私ですが、世間の評価なんていらないやー、と思ったので、今後しばらくはこの戦略をとろうと思いました。











最近「普通の人はそういう会話をしないんだよー」と言われてヘコむ (笑) ことが多かったのですが、今度から僕も「文化人だから」と答えることにします。……流行語大賞候補 60 語は聞いたことのない言葉が 3 分の 1 ほどありましたが、気にしない方向で!
私も似たようなことを言われます!ぜひ、強く生きましょう(?)
追加で思ったんですが、「文化人」は最近は「文化人タレント」みたいなあまり良くない使われ方をすることが多い(?)ようなのですが、元来は「知的教養がある人」(from広辞苑)という意味だったらしくって、「文化人だから」と言ってみたときに、その卑下してるんだかしてないんだか分からないあたりも曖昧模糊としていて素晴らしい!と思いました。
文化人は「中身がなくても有名な人間」の総称的イメージが強いから止めた方が、、、、
夫も同じようなことを言いたかったのだと思うのですが、そういう意味でとられても私はかまわなかったりします。そもそも私に中身があるのかどうか…。