ふとゲームに冷める瞬間
夫が、社長、プログラマー、そしてとあるUI好きなデザイナーが「ゲームを熱中してやっていたんだけど、ふと『何をやってるんだろう』と思って、冷めてしまう瞬間」について語り合ったという話をしてくれました。
プログラマーはこう答えたそうです。
「ゲームの裏で動いているロジックが見えてしまって、そのロジックの詰めの甘さに気付いてしまった瞬間」
なるほど、分かる!分かる!と思いました。
UI好きデザイナーはこう答えたそうです。
「このUIダメだ、と思った瞬間」
ま、そうだろうなあ、と思います。
社長はこう答えたそうです。
「いくらゲームで大金を稼いで成功しても、ここはゲームであって現実ではない、と思った瞬間」
さすが社長は違うよ!私にはよくわからんよ。
そして、その社長は、そう思ってしまうにもかかわらずゲームが大好きで、ゲームがあるとプレイしてしまうため、「そのゲームのCDを割る」のだと夫が教えてくれました。「意思が強いんだか強くないだか分からない」と夫は言っていたのですが、私はとてもとても、その社長の心境が謎でした。なので、たいていのことは何でも知ってて、答えてくれる夫に聞いてみました。
私「ファミコンやスーファミのカセットのときはどうしてたんだろう」
夫「ドライバーとかで割ってたんじゃない?」
私「いや、アレは割りにくいでしょ。任天堂だし、壊しにくいように作るんじゃないの」
夫「じゃあ、カセットのときはまだそこまでの心境にならなかったんだよ」
私「なるほどねー。成長した時代とCDになった時代があってたんだね。じゃあさ、何で割っちゃうんだろう?」
夫「視覚的に『もうプレイできない』って状態にすることが重要だからじゃないの」
私「それなら、CDの裏面にガーッと傷をつければ済むんじゃないの?裏面をみれば『もうプレイできない』ってことはすぐ分かるわけだし、作業も破片が飛び散りそうな割る作業より楽でしょう。CDって表面の印刷はキレイだったりするし、そこは残しておきたいって思ったりしないのかなー」
夫「…知らない。後は勝手に考えてくれ」
ガーン。一緒に考えてくれなくなったよ。
その後、一人で適当に考察したところ、『手に入らないなら、徹底的に壊してしまえ』みたいな心境なのかなー、と思いました。根が臆病なのとコレクター精神があるからか実行にうつせたことはありませんが、そういう心境なら分からなくはないな、と思いました。どっちにしろ、社長になる人の心境というのは難しいなあ、と思いました。
ちなみに私が「ふとゲームに冷める瞬間」は、小説や漫画でもほぼ一緒です。
「設定上の矛盾を発見してしまった瞬間」
例えば、「万能魔法」と「万能魔法にだけ強い属性」とがあることに気付いてしまった瞬間です。「魔法全般に強い属性」なら理解できるのですが、「万能魔法にだけ強い属性」があったら、既にその魔法は万能じゃないと思います。
後は、「他のアイテム名は英語由来なのに、意味なく一つだけドイツ語由来のアイテム名があることを発見した瞬間」なども同類です。もちろんそれなりの意味さえあればOKです。むしろ深遠な意味だとハマりまくります。
…誰かー、「法務っぽいねー」って言ってくださいー。











マダムは実はぜんっぜんゲームはしません。
というのも、人生のエネルギーは有限だと思うので、余剰のエネルギーは紙の方に向けたい、ということと、ド近眼でしたので、視力を温存したかったのでございます。
現在は手術により視力は1.0のはず。左目には眼内レンズまで入っております。
でも、
>、「他のアイテム名は英語由来なのに、意味なく一つだけドイツ語由来のアイテム名があることを発見した瞬間」
のくだり、骨身に沁みて分かると思います。
よくソフトウエア・ローカリゼーションの仕事をするのですが(ゲーム関係ではないです)、ヨーロッパという土地柄か、元の言語がドイツ語であるケースが英語であるケースよりもはるかに多いです。
す・る・と、もうすでに商品としてどこかの企業で使われているモノであっても、びっくりするくらいドイツ語のままの訳もれが・・・。
ご存知のように、ソフトウエア・ローカリゼーション、気が遠くなるくらい量が多いです。ドイツ人も人間なんだな~、といつもカンドウしますが、これがプレー中ならきっと醒めるだろうな、と推察するのです。
ドイツ語のケースが多いんなんてびっくりです。さすが産業はドイツなんですねー。
そして、日本語だと「訳もれ」というよりは「過剰な訳」に走る傾向がある気がするのですが、同じアルファベットだと訳もれになっちゃうんだなー、と思って勉強になりました。
そんな訳もれはプレー中でなくとも仕事中でも「イラッ」ってくるかもしれません。「お金払ってるんだよね」とか思って。こんなところにこだわりすぎてイライラするのが日本人って感じです。
あははははははは。
よく分かります。
私の場合は、「う~ん。ドイツ人も人の子だったんじゃのう」と感心してしまうのですが☆