体質が全然違います
私たちは夫婦は、たぶん、かなり体質が違います。
一例をあげると、好む食物が異なっていて、私が食べたい、美味しいと思うものを夫が食べたくなかったり苦手である確率はかなり高く、逆もまた真なり、です。なので、夫婦でお邪魔する前に「何か苦手なものはありますか?」と聞かれて夫婦の苦手なものを答えると「あの、不思議なんですけど、(中略)普段は何を食べてるんですか?(後略)」(
「よく考えれば謎だったこと」)ということになったりします。その身体に良い食べ物がどうかは体質によって決まると私は思っているので、好む食物が違うのは仕方のないことだなーと思ってます。
まあ、そんなわけで、献立は難しくなることが多いです。献立の難しさは、私の常軌を逸した料理下手さもあいまって、私の食事を作る意欲をとても減退させています。自分と好みが一緒の相手の食事を、自分と同じタイミングで用意するならともかく、自分と好みが違ったり、お腹のすくタイミングや、お腹のすくタイミングは同じでも食事を摂るのが可能な時間帯が違う相手の食事を用意するのは本当に大変です。
(世の中の旦那様は「一人暮らしで自分で自分の食事を用意するのは簡単だったから、自分のお嫁さんが自分のためにしている食事の用意なんて簡単ではないか」と思っているかたが多いのではないかと気がかりだったりします…。他人のためと自分のためはかなり性格の違うものではないかと思います。そもそもがお互いが育った家庭が違うから家庭での「料理の常識」は違うだろうし、それを乗り越えても、好みをあわせるのも時間をあわせるのも大変です。それは、用語や共通理解の不統一などによる、他部門や他社、他業界とのコミュニケーションの難しさや、どんな仕事でもある、24時間365日死ぬまでクライアントファーストを徹底することの難しさ、に通じるものだと思ってます)
といって外食に逃げるのが易いかといえば、外食先の選定にも夫婦で喧々諤々とした議論があります。寿司や焼肉が食べたい夫と「生魚なんて食べれない。焼肉なんて脂っこいものもダメ」という私との間をとるのはとても難しいです。ファーストフードでも、夫はマクドナルドや天家、牛丼家が好きで、私はサブウェイやモス、ミスドが好きなので、夫婦の間をとるのは簡単ではありません。
そんな夫婦について、いつも夫婦で通っているの鍼灸の先生と会話しました。
私「えっと、私たち夫婦って体質がかなり違いますよね」
先生「そうですねー。全然違いますよねー。なんか脳は一緒の気がするんですけど、体質は本当に違いますよねー」
…。
たぶん、フォローしてくださってたであろうところ、申し訳ないんですが、脳も全然違うと思います。
悲しいことに、この点については夫と意見が一致してしまいました。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」で、初回に脳年齢を測った結果の差もすごかったです。日付が帰ってからの仕事帰りで疲れた夫が24才、ひさびさに大きな本屋を探索したりしたものの夫ほどの疲れではないだろうという私が54才でした。念のため記しておくと、私と夫の実年齢は2歳しか変わりません。また、ネットで精神年齢を測ったら、ほぼ逆の結果が出ました。
夫と一緒に世の中の測定系をやるたびに虚無が心にやってきそうになります。そう、まるで漫画版「風の谷のナウシカ」の「(お前は)人を喰らう虚無だ。されっ!?」という感じで…。
他のゲームなり、脳年齢ソフトも軒並みそんな感じなので、私たちの脳を一緒にするのはさすがに夫がかわいそうな気がします。右脳を鍛える系はさらに私のひどさが際立ちます。
そして、夫婦は興味の対象すら似てるようで違っています。
例えば、夫が購入してきて私も楽しみに読んでいる雑誌に講談社の「モーニング」があります。しかし、この雑誌の中で好きな漫画もあんまり共通しておりません。同じく、「モーニング」を愛読されている鍼灸院の先生に、「あの『モーニング』の狭い世界の中でも、お二人はあまりクロスしてなさそうですよねー」とそのままズバリを言われたこともあります。確かそのときは、夫と先生が「エレキングは素晴らしい」ということで盛り上がっていて、私は「あの漫画、読んでる人が夫の他にもいたんだ」と思ったのでした。
具体例を出すと、「モーニング」連載中の漫画で、夫婦ともにかなり好きなのは「チェーザレ」と「働きマン」です。「チェーザレ」は購入担当が夫で、「働きマン」は購入担当が私でコミックスも買っています。逆をいえば、この二者以外、あんまり好みはかぶってません…。
それぞれの好みを予想してみると、私が読んでなくて、夫がすきそうななのは「バカボンド」や「ジパング」、「へうげもの」、「ひまわりっ」「クッキングパパ」「イカロスの山」あたりです。私が現在夢中なのは、昔は自分で「どこがいいのかしら。読んでるだけで腹が立ってくるー!」と言っていた気がする「はるか17」で、私の好みに詳しい人なら想像できる通り脚本家が気に入っていて、色恋沙汰以外は果てしなくどうでもいいと思いながら読んでます…。他には、「OL進化論」「徳上カバチ」あたりが普通に好きで、「神の雫」は「私がアルコール飲めないのに、こんなに楽しそうにお酒の漫画の連載をしやがって!」と八つ当たりで読んでなかったのを、アルコールを飲んでもいいと夫の許しが出たので読み始めました。、「神の雫」も、なんか夫がコミックスを買ってるようだ、という事実だけは知っていますが、まだそこまで夢中ではないのでコミックスまでは読んでません。
そんなに違いつつも、この例でいえば、そもそも「モーニング」を含む講談社青年雑誌系が好きであること自体などのように、ゴールというか購入するものというか、なんともいいようがない点で、お互いがとても似ているのが不思議です。












はじめまして。もえたん記事でぐぐって飛んで参りました。
いくつか他の記事も読ませていただきましたが、「愛」のこもった読みやすい文章のファンになってしまいました。またぼちぼちお邪魔いたしますのでよろしくお願い致します。
「愛ってなにへの愛!?えっと、それはやっぱりオタクっぽいってことかしら!?」と夫に聞いたら、「夫への愛って意味じゃないの。その考え方がオタク脳だよ」と言われました。
ガーン!