大規模な小学校

Posted by michy on 8月 3, 2007 in 2007年

私の母は祖父母の介護もなくなり、子供たちも実家からいなくなったので、地元の小学校で働きはじめました。
私の地元は、駅前の一番の一等地にJAがあることを鑑みても、街中の一番人通りの多そうな十字路にセレモニーホールこと斎場があることを鑑みても田舎です。
しかし、田舎の中では私の住んでいたところは、まだ地区的にも地域的も人いるがところになるようです。
自転車で10分くらいのコンビニはまだつぶれないし(夫の実家の近くのコンビニは潰れた)、夜でもバックミラーに何かが写るし(夫の実家の近所はバックミラーに何も写らないところがある)、道も駐車場も舗装されているし(夫の実家の近所は舗装されていない道や駐車場がたくさんある)、その昔はだいぶ宅地造成をして、祖父の話を信じる限りでは少なくとも江戸の終わりからはある地区全体のお墓が公営墓地に移設(というと響きはいいけど、てっとり早くいえばお墓を掘り返す…)されたり、小学校の移設のために実家も農業用水につかっていたため池が埋め立てられたりしました。最近は行政区域としての人口はどんどん減っているはずなのに、どうしてまだ周囲に新しい家が建つのか不思議で聞いてみたら、行政区域としてもっと山のほうにあたるところから越してきてる人が多い、とのことでした。
そして、まだ地域としても関西なわけで、東北や北海道のように冬が厳しいわけでも、四国や九州のように本州と繋がっている道路が少ないわけでも、ましてや、船便しかない離島でもありません。
そんな地元の小学校に勤めた母の話です。
母「ずっと、このへんで教えててんやろね、小学校で先生が、『この小学校は3クラスもあって大規模やからやりにくいわあ』って言ってたんよ。もう、私は恥ずかしくて恥ずかしくて」
…3クラスで大規模ですか。
「小規模過ぎて問題になる」ほどではないとは思いますが、「高層マンションがたくさん建って児童数が増えてどうしようか」って言ってる自治体の人が聞いたら、びっくりする発言なんじゃないかと思います。
母「確かに、この辺の小学校は廃校になったり、1クラスやったりばっかりやけどねえ」
…お墓を潰し、池を潰した結果が「大規模な3クラスの小学校」かと思うと、「宅地造成ってそこまでする意味があったのかしら」と思ってなかなか涙が出そうになりました。

Share and Enjoy:
  • Twitter
  • Tumblr
  • Print
  • PDF
  • email
  • RSS
  • Add to favorites
  • Google Bookmarks
  • del.icio.us
  • Digg
  • Facebook
  • FriendFeed
  • MySpace
  • Netvibes



コメントをどうぞ

XHTML: You can use these tags:' <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

Copyright © 2010 マダムを目指す理系女子の綴るblog All rights reserved.
Desk Mess Mirrored v1.4.2 theme from BuyNowShop.com.