Amazonさんから空気のお届けものです

Posted by michy on 11月 30, 2007 in 2007年

我が家はAmazonプライムに加入しています。年会費¥3,900を払えば、お急ぎ便も最低手数料以下での配送でも配送料を取られることなく、配送してもらえるというプログラムです。

これに入れば「なんとか¥1,500以上にしよう」なんて値段を気にすることなくガンガン買い物ができます。そのうえ、「ああ、すぐに読むわけではないのは分かってるんだけど、手が、手が、勝手にお急ぎ便を選択してしまう!ああ、注文しちゃった。どうしよう…」という意味のわからない葛藤に悩まされることもなくなります。

いろいろと社会にとって大切な何かを犠牲にしている気はするのですが、そこは個人の欲望を優先させています。

ある日。

「Amazonさんからお届け物です〜」といつものヤマトのお兄さんから配達がありました。

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箱は大きいが、たいへん軽いです。我が家の注文の定番といえば本やCD、稀に食品なのですが、どれであったとしても半分も中身が詰まってるように思えません。

不思議に思いつつ、中身を開けると…

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そこには「皇国の守護者」の5巻だけが鎮座していました。

…えーと、いや、その、プライスレスであっても別に空気は配達してもらわなくていいんですが…。通常、Amazonから本が一冊届くときはもっと小さなサイズの箱だったと思うのですが、どうして今回はよりによってこのような大きなサイズなのでしょう。一冊ならメール便サイズで良いではないかと思ってしまうのは素人考えなのでしょうか。

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横から斜めから何度みても、やはりサイズがおかしいようにしか思えません。

うーん…(無駄な熟慮)、そうだ!年末も近いし(?)、たまたま箱の在庫が無かったんだ。そうだ、そういうことにしておこう。

その二日後。

在庫がなくて分割配送にしていた書籍が普通のメール便(佐川)で届きました。実に正しい状態である気がします。やはり、この間は箱の在庫がなかっただけなんでしょう。

その五日後。

またまたヤマトのお兄さんから「Amazonさんからです」と届けものがありました。

…また軽いです。

主な積荷が空気な荷物が届いた予感が背筋を漂います。

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悪い予感にとらわれながら箱を開けてみました。中にあったのは、去年の「楽天ブックスクオリティ」で懲りたのか、夫が今年は一巻毎に購入しているF1グランプリ 2007 VOL.2 Rd.6~Rd.11のDVDだけでした。

…うーんうーんうーん。五日ほど前はメール便だったのに、どうしてまた一週間前のように大きな箱になってしまったんでしょう。五日前はメール便サイズだったので、小さなサイズの箱の在庫がないわけではないように思えます。うーん。

あんまり意味もなく運んでくる空気の割合が多いと、何か大切なものを犠牲にしている感がさらに強くなって精神衛生上よくないです。どうか考え直してください、Amazonさん。

その二日後。

今度はAmazonさんから少し大きめの荷物(ペリカン)が届きました。漫画の皇国の守護者が5巻で終了していて、悲嘆にくれた夫が注文した小説版「皇国の守護者」の1〜3巻です。これくらいの量なら、このサイズの箱になるのも理解できます。

どうでもいいですが、妻はヘタレなため、戦シーンが怖くて「皇国の守護者」は今のところまったく読めてません。しかし、そのうちに読む予定なので、ネタバレはしないでもらえると嬉しいです。

その三日後。



またまたヤマトのお兄さんがAmazonさんからのお届けものを持って来てくれました。

どうもAmazonでヤマトの場合は、常にこのお兄さんが届けてくれる気がします。このお兄さんは我が家のことをどう思っているのか気になって仕方ありません。スマイルとお礼の言葉しか返していない私としては、お世話になり過ぎているので盆暮れに付届けでもしたいのですが、昨今は下手な贈り物をすると迷惑になるそうで難しいです。

なんて想いに浸っていましたが、また軽いです。

でも、もうびっくりしませんよ。ははは。さっそく開けます。

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あれ?チラシだけで中身が、ない?これはさすがの私もびっくりですよ。チラシだけ運んで来ても意味ありませんって。

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と思ったら、チラシの下にCD一枚があるのが見えました。

わかんねー!

しかし、どうやら法則が見えてきました。

当日配達になる

  ↓

ヤマトになる

  ↓

箱が大きくなる

こうに違いない。そして、箱が大きくなっているのは、決して箱を大きくしたい意図ではなく、「箱を定型サイズにする」→「大きさが同じ荷物ばかりなので、積み荷をどう積むか悩むことなく、簡単に素早くできるようになる上に積み荷の荷崩れが防げる」ということではないかと。

昨今は荷物を積む人とドライバーの分業が進んでいて、ドライバーもどうやって荷物が積まれているか分からず、中で積み荷が崩れてて、車体のバランスが崩れて事故る、という話を聞いたことがあるような気がします。なるほど〜。

しかし、そこで「熟練積み荷士」育成の機会を奪っている罪の意識をヒシヒシを感じてしまったので、何か別のものを運ぶときは、きちんとした高い運送屋さんを使おう、と思ったのでした。

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7 Comments

  • プライム加入者 より:

    500円程度の薄い文庫1冊でも、この箱だったのはびっくりしました。
    熟練積み荷士…流石にその発想はでませんでした。
    お急ぎ便がAmazonとヤマトのそういう契約なんだろうな~とか、定型化によるコスト低減・時間短縮とかしか思ってませんでしたが。
    そんな見方もあるんですね…面白い。

  • michy より:

    文庫でもですか!うちの家だけの現象であることを少し期待していたのですが、そんなことはなかったんですね…。
    ところで、今気付いたんですが、同じ大きさなら荷崩れは起こらないですけど、重心はどうなってるか分からないから、片方にだけいっぱいいっぱいに詰まっている荷物がたくさんあったら、重心が偏って事故が起こる可能性があります。(確率的には低そうな印象ですが…)
    ということで、適当にぐぐってみたら、「偏荷重を知らせる警報機能」がついている製品を売ってるのを発見しました。
    大和製衝 トラックスケール
    http://www.cgk-yamato-scale.co.jp/product/track_scale/yamato/index.html
    導入されているに違いない、と信じてみます。

  • 法務だけど文系男子 より:

    >すぐに読むわけではないのは分かってるんだけど、手が、手が、勝手にお急ぎ便を選択してしまう!
    >いろいろと社会にとって大切な何かを犠牲にしている気はするのですが、そこは個人の欲望を優先させています。
    大きい箱を使うことの意味は、「積み荷をどう積むか悩むことなく、簡単に素早くできるようになる上に積み荷の荷崩れが防げる」ようにすることだ、というmichyさんの推論から考えれば、michyさんがお急ぎ便を止めれば済む話ではないかと思いますw

  • amatoboss より:

    Amazonのケースは物流コスト削減のためだと思いますよ。
    商品を発送する場合は、在庫から該当商品のピックアップ⇒梱包⇒トラックへ積み込み⇒配達、と大まかに言ってしまえばこんな感じになるのですが、荷物の大きさによって梱包材(本文でおっしゃっているダンボールとかメール便の封筒ですね)を変える場合、(1)人が荷物の大きさに応じて梱包材を選択する作業、(2)その梱包材に荷物を梱包する作業が発生します。
    (1)⇒(2)がスムーズに問題なく済めばよいですが、選んだ梱包材に荷物が収まり切らない、または反対に荷物に対して梱包材が大きすぎた等の場合は、梱包材の再選択をしなければなりません。つまりは作業効率が落ちてしまいます。もちろん梱包作業を行う人の熟練度によって回避することが期待できますが、今度は梱包作業に従事する人の定着率が問題になってきます。梱包作業はパート労働者が担当することが多いので定着率がそれほど高くは無いです。実作業を経て熟練度が上がったのに退職されてはまた熟練度を上げなければなりません。つまりはコストに跳ね返ってきます。
    また梱包材も一括である程度の量を購入した方が安く済みます。
    従ってコストを削減するために、一律に同じ梱包材を使い、同じ作業で済む工程を組んだのだと思います。私はアマゾンの信仰者ではありませんが、Amazonは年会費4000円弱で発送料を全て無料にすることを実現するために、素晴らしい物流システムを生み出したと思いますよ。

  • michy より:

    >>法務だけど文系男子さん
    ゲホゲホ。 しかし、そこはお急ぎ便にして欲しいわけであって。
    …何でも出来てしまうっていうのは問題ですね。
    >>amatobossさん
    効率が良いことは認めるんですが、実はAmazonの労働者の扱いについては思うところがあったりします。
    基本的に、トヨタの期間工の問題と同じなのですが、 定着率が悪いのは定着率を上げるようなことをしてないんじゃないか、とか、定着してもらうと給料をあげなきゃいけない、とか、職場でその労働者の発言力が上がって来てしまうとか、色々と問題が出てくるので、定着してもらわないほうが都合がいいんじゃないか、とか思ってしまうんです。ヒトをロボットみたいに扱いたいだけじゃないのかと。
    cf.「自動車絶望工場」
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061830961/mmspg-22
    だから、ただ「熟練度が低くて出来る」ことがすべてにおいて良いとは思えないんです。従業員の側からみれば、それって結局は達成出来たときの満足感が減ることじゃないかと思うんです。
    そんなわけで、今の日本で騒がれる格差社会の根底は「仕事の難易度の格差」なんじゃないかと思ったりします。
    じゃ、Amazon辞めろよって話なんですが、それは…ゲホゲホゲホ。
    ちなみに、今回のエントリはamatobossさんのおっっしゃるところの(1)は「ヒトじゃなくてプログラムでぜひ!」という想いがあったりするわけですが、これも「難しい仕事があったほうがやりがいがあるのでは」という主張とは矛盾しています。

  • tac より:

    michyさんと同じ法務を担当している者です。
    空気のお届けもの・・・ウケる(笑
    お急ぎ便未経験者としては勉強になりました。
    その箱の大きさは、いろいろな人がいろいろな本・アイテムをお急ぎ便で発注する量の最大公約数的なサイズになっているんでしょうね。
    意地悪で、わざとその箱の大きさを超えるサイズや量
    のモノをお急ぎ便したらどうなるか、ためしてみたいですね。
    量は2箱にわけるとして、もしかしたら、大きいモノはお急ぎ便未対応になっているとか?
    あと、中にそんなちょこっとしか入れないで、上に何十冊も入った思い箱が重なったら、ダンボールつぶれないんですかね?

  • michy より:

    >>tacさん
    大きいものなのですが、私このたびAmazonで30Lくらいのゴミ箱を買おうとしているんですが、しっかりお急ぎ便対応なんですよねー。注文してみたので、どんな風に届くかドキドキしながら見守ります。
    重い物は「段ボールは実はものすごく丈夫」と自分に言い聞かせてみてたりしたのですが、本当のところはどうなんでしょうね〜。気になります。

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