2008年03月11日
「PixelJunk MONSTERS」で思いついた「お手軽にゲーム内小動物系キャラを喜ばすゲーム」が流行る説
夫がある日、PS3でかわいいゲームをやっていました。何かと聞いたら、PS3のダウンロードゲーム(900yen)で、「PixelJunk MONSTERS」というらしいです。
PS3のゲームというと、美麗なポリゴンでうわうわ動いてるー、というようなイメージだったたのですが、このゲームはなんか違います。かわいいpixdelなドット絵が、とてもかわいく動いていて、みていてポカポカふわふわしてきます。
ゲームの内容は、プレイヤーキャラが、木を砦に変えたりパワーアップしたりすることによって、村のみんなを迫り来る敵から守ろう!という「それ、なんて『ヒストリエ』のエウメネス?」というようなものです。
村のみんなは応援してくれたり、撃退すると喜んでくれたりするのですが、特に何かをしてくれるわけではなく、プレーヤーキャラが助けてあげないといけません。しかし、この何もできなさっぷりが「してあげないとなあ」と思わせられます。しかも、助けたらとても喜んでくれます。夫は「奥が深いんだよー」と言い始め、かなりハマった雰囲気です。
そんな夫がゲームをプレイしている様子をみていて、ふと思いました。
もしかして、感情労働(参考:「「ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか―感情労働の時代」武井麻子」)だの人と人との関係が希薄だのと言われる昨今、他人の笑顔を見たい人々が増えて、お手軽にゲーム内の小動物系キャラを喜ばすゲームが流行していないか?
同じような印象はPSPの「PATAPON」というゲームでも持ちました。「神様!神様!」としたってくるパタポンたちの望みを叶えてあげるべく、ボタンを押してリズムを刻んであげるゲームです。喜ぶかわいいパタポンたちをみるために頑張るわけです。他人の笑顔をみるために頑張るゲームです。残念なことに、体験版をやってみておもしろそうだと思ったもの、私がリズム感がゼロなため購入していません…。
また、同じくPS3のダウンロードゲームである「おいでよロコロコ!! BuuBuu Cocoreccho!」(800yen)もちょこちょこ勝手に動き回るロコロコを「こっちだよ、こっちだよ」と呼んでみたり、「頑張れ!」と励ましてみたりして、目的地を目指すゲームです。こちらはロコロコが目的地に到着したところ、喜んでいるのかどうか、そこは謎に思ったりするのですが、「かわいい小動物系キャラ」が幸せそーにしている姿をみることが出来ます。
私のどうでもいい仮説によると、この「他人の喜んでもらいたい」欲望というのは、少し前はMMO PRGあたりで満たされていたんじゃないかと思うんです。MMO RPGなら努力すれば(=時間を費やせば)、他人を生き返らせたり、他人に貢いだり、他人にアドバイスをして感謝されたりすることができるようになります。
でも、MMO RPGはつまるところ相手が人間なので、喜んでもらうだけじゃなくてドロドロしたものがありますし、努力に費やす時間はかなりものになります。そんなわけで、この手の、「お手軽にゲーム内小動物系キャラを喜ばすゲーム」が流行してる or これからするんじゃないかなーと思いました。
「PixelJunk MONSTERS」はPS3なので大画面で、ギャラリーも「なんかよくわからないけど、喜んでる小動物がいる」という幸せ感を一緒に味わえます。ロコロコのCocoreccho!もPS3なので同じです。パタポンはPSPですが、PSP用のクレードルを買えば大画面になります。
「みんなで幸せそうな小動物系キャラを眺める」というのがこれからの流行になったりしないかなー。
投稿者 michy : 2008年03月11日 18:44 :
ゲーム
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