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2008年09月12日

最近あまりに得意料理に失敗するので繰り替え成さないための記録 ブックマークに追加する

感単に作れるうえに夫受けが良いので、よく料理している「鶏肉と長ネギの炒めもの」という料理があります。これ以外に作れるまともな料理があるのかと問われると少し返事に窮するくらいの得意料理です。昔、テレビで見た料理で、記憶を頼りに作ってます。しかし、これが最近、うまく作れません。

■参考までにの適当レシピ
・鶏の胸肉 300g程度
・長ネギ 三本
・卵 1個
・片栗粉
・調味料(醤油、酒、酢、塩、胡椒、ごま油)

1.鶏の胸肉を適当な大きさに切って、醤油、酒、塩、胡椒あたりで下味の後、卵と片栗粉。
2.ごま油で1を炒める。
3.中まで火が通ったら、水50g、醤油、酒、酢、塩で味付けをする。
4.長ネギを投入し、ごま油をかけて、炒めたら出来上がり。

■一回目
宅配野菜が長ネギを運んで来たので、鶏肉と長ネギの炒めものを作ることにしました。…ぶっちゃけ、長ネギが届いたときにそれ以外の料理をした記憶がありません。宅配野菜はもうすぐ一年になろうかというほど続けています。

さっそく鶏肉に下味をつけて、卵を投入をしようとしたあたりで気付きました。

ない!卵がない!

私にはここで何か別の料理に変更する能力も、卵を買いに行く行動力もありません。夫がよく言う「君を見てると、つくづく物事は何事も段取りが重要っていうのを痛感するよ」という言葉が頭をよぎり、呆然としました。

しかし、ここで負けてはいけません。バラク・オバマではないですが、アメリカだけでなく私も、もう後戻りは出来ないのです。

卵がないことなどなかったことように次の段階に進むことにしました。最終的に、さほど卵の味のする料理ではないから、オーケストラにビオラがない程度の影響力で済むだろうと判断したのです。

炒めて、だいぶ火が通ったのを確認し、るんるん気分で味付けをしようとしたらここで気付きました。

ない!酢がない!

瓶はあるのですが、中身がありません。そういえば、昨日、「あー、酢がなくなっちゃったから、当分は酢のいる料理はできないや」(←「自分が酢を買うという行為に至るまでには数日がかかるor耐えきれなくなって夫がそのうち買うであろう」と思っているので、こういう思考になります。なんて書いていると、夫の「駄目だこいつ早くなんとかしないと」という呟きが聞こえるようです)と思ったのでした。まったく記憶にありませんでした。

卵に加えて酢が無いとは、オーケストラにビオラのみならず、オーボエあたりもなくなっていそうで、かなり出来上がりへの影響が心配される自体に思えてきます。

…少しピンチを感じてきました。

何かクエン酸系統でも投入できれば良い気がするのですが、レモン果汁なんて気の効いたものはないし、ビタミンCの錠剤を砕くのも面倒そうなうえに夫に怒られそうです。

うーん。…。は!そうだ、酢といえば疲れを取る。同じ、疲れを取る系統で、おろし生姜などいれればいいんじゃない?おろし生姜はこの間間違って業務用スーパーで1キロも買っちゃって困ってたんだよね。さすが、私って天才!これで疲労回復もバッチリ!

なんだか、オーボエの代わりにピッコロを持って来て、「同じ木管だし大丈夫!」って言ってる気がしますが、気のせいです。また、いつどこでこの料理の目的が疲労回復になったのかは私もよく分かってません。

また、何事もなかったように、料理を開始し、酢の代わりにおろし生姜を投入しました。

ふー。出来上がりです。見た目はいつもとは違いますが、少し手順を違えただけ。なに、演奏する曲は同じだけど指揮者が変わったオーケストラのようなものでしょう。

食してみると、普通に美味しかったですが、指揮者が変わった程度とはいかず、演奏する曲が変わったくらいのレベルの変貌を遂げていました。うーん。

■二回目
数日後も宅配野菜で長ネギが届いたので、リベンジで同じ料理を作ることにしました。別にリベンジじゃなくても自動的に同じ料理になるということはあんまり考えないでくれると嬉しいです。卵と酢は夫が耐えかねて買ってきてくれました。有り難いです。

いつもはストックしてある冷凍の肉を使うのですが、今日は新鮮な鶏肉で美味しい料理を作ろうと張り切って買い物に出かけて買ってきました。

下味をつけ、夫が買って来た卵で衣をつけます。ふふ、バッチリです。さてと、フライパンで鶏肉を炒めてるときに気付きました。

あれ?なんか、鶏肉がいつもと違わない?

いつもはプリプリしているのに、どうもこう、パサパサ風味が漂う外観に見えます。

は!もしや、私は胸肉ともも肉を間違えた!?

火が通るに従って、まがうことなきもも肉がそこに姿を現しました。うーんうーん、メインが違うというのは、これは明らかにかなり重大なレベルです。まるで、バイオリオンのパートを無理矢理ビオラで弾いてるようなそんなイメージ。もちろん、コントラバスでくまんばちの飛行を美しく弾きこなすコントラバスの奇跡の河原泰則のように別の楽器の音域を弾いても上手い人が弾けばかえって深みが出て良い演奏になることもあるのは分かってますが、私の場合にそんなものが当てはまるわけがありません。うーん。

気持ちが折れそうになりながらも、心無しか少ない長ネギを投入し、料理を終えました。

しかし、どうも長ネギが少ないです。うーんうーん、確かにネギは三本もなくて二本だったけど、二本のときでもいつもはここまで少なくなかったはずです。まさか、メインに二つともに災厄がおとずれたなんて、そんなバイオリンもフルートも壊滅してたオーケストラみたいなことはないに違いありません。何か他のことが原因です。しかし何が原因なのかしら?

不思議に思いながら、夫に「あのね、ももと胸を間違えたんだけど」と言いながら料理を出したら、すぐに夫から指摘されました。

夫「これは長ネギも思ったより少なかったていう状態なわけですね」

私「うーん。少ないのかな。そんなつもりは無かったんだけど」

二分くらい考えて気付きました。

私「そっか!いつもより、短い上に細かったんだ!」

夫「いや、だから、それって量が少ないってことだよね?」

私「いや、いつも二本、三本って勘定してたんだけど、本数じゃなくてそれ以外も考えなくちゃいけないって気付いたの!」

夫「…。それで、何でそんなに嬉しそうなの?」

私「え?だって改善ポイントが分かったから、次から改善できるでしょ?」

夫「…」

何でそんなことが考えないと分からないのか。いや、むしろ、今まで気付かずに生きてこれたのか。僕はこれからもどんな料理を食べさせられるのか。本当に改善されるのか?また同じ改善ポイントを「発見」して喜ぶんじゃないのか?卵を切らせたのも、酢を切らせたのも、もも肉と胸肉を間違えたのも今回が初めてじゃないよね?

そんな夫の疑問が聞こえてくるような気がしたので、同じ過ちを繰り替えなさいために記録しておくことにしました。

投稿者 michy : 2008年09月12日 13:43 : 日常 > 2008年 |    

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