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2008年10月26日

コメ保冷庫が盗んだ大変なもの ブックマークに追加する

我が家では私の実家からお米を送ってもらっています。

お米がなくなりそうになったら、母の携帯に「お米を送って下さい」とメールをするだけで、翌々日には実家で父が丹誠込めて作ったお米が到着するという、実に贅沢で甘やかされた環境に身を置いています。

そんな私の実家は、去年、お米用の保冷庫を買いました。以前、「お米のマメ知識」に書いてみたりしたのですが、とにかくお米の味は熱で劣化するようです。それを防ぐために、農協などでは大きな保冷庫を使ってお米を保管しているようなのですが、私の知る限り、以前は農家にはそのような設備はありませんでした。

が、しかし、そこはどこからともなく農家必須用具を発見して来て、それを販売する戦略に長けたJAこと農協は「あれもなあ。どうなんかなあ」といぶかしんでいた父にさえ、自宅用の保冷庫を購入させるに至ったのです。ぜひ、そのマーケティング戦略の神髄を知りたいものです。

保冷庫を購入した実家は夏でも美味しいお米を食べることができるようになりました。もちろん、私もその恩恵に預かりました。夏場の母からのお米の宅配便はクール便が使われるようになりました。

異変は、去年のちょうど今頃、新米の季節にやってきました。母からこんなメールがやってきたのです。

「新米を送りました。ただ、保冷庫のおかげで夏のお米が美味しかったからか、あまり新米っぽくありません。今年のお米の出来はあまりよくないのかもしれません」

私も食べてみましたが、確かに、「新米キター!」というあの感動がありません。この季節はそれが楽しみなのに。おかしいです。

きっと、母のいうように今年のお米の出来はイマイチなんでしょう。言われてみれば、温暖化の影響か夏はものすごく暑かったです。暑いのが関係ある品種なのかどうかは知りませんが、きっとそうに違いありません。

そして、今年も新米の季節がやってきました。今年こそ!と思いましたが、母からのメールは期待を裏切るものでした。

「新米を送りました。ただ、今年も新米っぽくありません」

…米保冷庫は私たちから大変なものを盗んでいきました。新米の感動です。

投稿者 michy : 2008年10月26日 06:37 : 日常 > 2008年 |    

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