“Alonso, You’ll never walk Alone” banner at turn 18 in Singapore GP Final
シンガポールGPではたくさんのものに、驚き、そして感動しました。なかでも劇的だなあ、と思ったのが、「Alonso, You’ll never walk Alone」という応援の垂れ幕です。あの日の勝利とその後のアロンソ大活躍の流れを作ったのは、あの垂れ幕に違いない!と私は信じてます。
その垂れ幕は、決勝の日にターン18のエスケープゾーンに掲げられていました。

レース後に入ることの出来たターン18のエスケープゾーンから垂れ幕を激写
ターン18は、前日の予選のQ2でまさにアロンソがマシントラブルのためにマシンを止めた場所です。
アロンソは金曜日、土曜日とそれまでのフリー走行ではトップタイムを出すなどとても調子が良かった。だから、Q2のタイムアタックの上位10位までが出場できるQ3へ行くのは確実だろうと思われていました。しかし、Q2で突然マシンはスローダウンし、アロンソはこのターン18のエスケープゾーンにマシンを止めることになりました。Q2でタイムを出せなかったために、アロンソの決勝は今期で一番悪い15番手からのスタートになってしまいました。
今期のアロンソは、前期のマクラーレンと違って、トップ2であるフェラリーやマクラーレン、その次であろうBMWからは劣るであろう古巣ルノーのマシンを駆ってのレースでした。だから、突然のトラブルでリタイヤするなどの不本意な結果に終わるレースはいくつかありました。しかし、マシンから降りたあとのアロンソの悔しがり方はそのとき以上に見えました。
で、次の決勝では、そのマシンが止まってしまった場所にこの垂れ幕ですよ!熱いね、アロンソファン。
決勝では、チームメイトのクラッシュによるセイフティーカーが投入など、アロンソにとっては運の良い展開がありました。しかし、アロンソは、この垂れ幕に答えるように運の良さだけではない鬼気迫る走りを見せて、それまでのシーズンベスト順位である4位ですら「さすが」と思われていたマシンで、表彰台の一番上を手に入れました。
正直、私はこの日までアロンソはそれほど好きなドライバーではありませんでした。彼とは偶然にも誕生日が同じで、ミナルディでデビューしたときから夫に「同じ誕生日なんだから応援してあげなよ」と言われていました。しかし、「顔が気に入らない。眉毛が繋がってるし」という身も蓋もない一言で切って捨てていました。(アロンソファンのかた、本当にスミマセン…)私がミハエルの勝利を見たくて訪れた、一昨年の鈴鹿の日本GPで勝利したのも気に入ってませんでした。
しかし、このシンガポールでの走りを見て私のアロンソへの印象は変わりました。
いやもう、アロンソのその情熱的なラテンラテンしたところがステキ!よく考えたら、私の大好きなフランスもラテン系に入れられるじゃん。っていうか、そもそもアロンソのいるルノーってフランスのチームじゃん!なーんで、今までそんな実に重要な事実に気付かなかったんだろう。しかも、よくみたら最近は眉毛の手入れも一時期の「剃りました!」って感じじゃなくて自然になってていい感じだし。こう、顔相がよくなったって感じでしょうか。いや、やっぱり顔相は大事だね。頑張れ、アロンソ!いや、アロンソ先生!
シンガポールの劇的な勝利がアロンソ先生に波をもたらしたのか、彼は続く日本GPでも勝利し、中国GPでも4位で、最後のブラジルGPでは2位でした。最後のこの四戦の主人公は私にとってはアロンソ先生で、その流れを決定付けたのはシンガポールのターン18にあったこの垂れ幕に違いない!と思ってます。なんてたってインターナショナル風水コンベンションが開催される都市だからご利益もあらたかなはずです。
いやー、良いものを見れて幸せでした。










