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2009年01月07日

大英帝国クオリティ ブックマークに追加する

12月の初めのことです。シンガポールでF1を堪能し、英雑誌のピリっと辛い表現に痺れた私たちはイギリスのF1雑誌"F1 RACING"を通年購読することにしました。

日本の輸入雑誌社で購読すると高いので、イギリスの雑誌社のサイトで、案内されるままに住所、氏名、クレジットカード情報などなどを入力しました。一昔前ならどれほど苦労したことでしょう。いやー、インターネットって素晴らしいですね。

一ヶ月後、なにやら封書が届きました。

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何か事務処理が終わったようです。事務処理に一ヶ月というのは考えていたより時間がかかりました。しかも、eメールではなくエアメールが送られて来るというのは回りくどいやり方に思えます。しかし、相手は大英帝国です。きっと、私たちにかの国の貴族のような鷹揚さと礼儀正しさががないから、理解できないだけに違いありません。

さあ、私も英国貴族になったつもりで、その英国からの手紙を読んでみようじゃありませんか。

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(適当翻訳:標記の雑誌への94ポンドの申し込み、ありがとうございます)

いえいえ。どう致しまして。

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(適当翻訳:しかし、残念なことに

え!?何が残念なの?どうしたの!?

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(適当翻訳:あなたのクレジットカードへの請求ができなかったことをお伝えしなくてはいけません)

…え?

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(適当翻訳:これにはいくつかの理由が考えられます。例えば、カードナンバーや有効期限の入力ミスです)

……。

あの、その、私がアホなのかもしれないけど、これって、その、日本やアメリカだと申し込み画面でエラーが出て、即座に反応が返ってくるものじゃないですか?あれ?そうでなくとも一日以内にメールで連絡が来ると思うの。だって、さっさとエラーを顧客に通知すれば、それだけ収入が手に入る時期が早くなるんですよ。

…まさか、一ヶ月後にエアメールでやってくるなんて。

さすが大英帝国!僕たちにできないことを平気でやってのける! そこにしびれるっ、 あこがれるゥ!

私は大英帝国の鷹揚さと礼儀正しさを見誤っていました。「楽天ブックスクオリティ」で楽天ブックスに驚いた自分が早計で近視眼的でありすぎたのではないかと反省させられました。「「日本社会」入門 」コリン・ジョイスでのジョイス氏の日本への驚きの一端がやっと分かった気がします。

そして、私の脳裏を「ウェッジウッド破綻」のニュースとともに、ポンドのチャートが駆け抜けて行きました。
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私の大好きなドライバーのいるF1チーム、ウィリアムズ(本拠地:イギリス)の明日はどっちでしょう。レノボもスポンサーを降りたと聞いて気が気ではありません。

なお、エアメールの最後にはこうありました。
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(適当翻訳: 付加価値税徴収番号:No. GB232---- 、付加価値税 0%)

…いや、そりゃ、支払えてないから付加価値税は課されてないでしょう。それなのに、またどうして番号の割り振りを?と心の中で突っ込みをいれました。会計システムも大変そうです。

後日談:
もう一度ネット経由で申し込みしようとしたところ、何度カードナンバーを入力しようとしても送信できないというエラーに遭遇しました。…仕方ないので電話しました。

いや、やっぱりね、人間の声を聞かないとダメですよね。インターネットが素晴らしい時代にもこう大英帝国は人の温もりや雇用の確保というものを大切にする国ですね。ハイ。

え?無事にクレジットカードに請求が出来たのかどうか?それはまたエアメールで連絡が来るんじゃないですかね、一ヶ月後に。

投稿者 michy : 2009年01月07日 19:35 : 日常 > 2008年 , f1 |    

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