メイン

ノンフィクション本 アーカイブ

2008年09月11日

「さすらいの女王」中村うさぎ



評価:2/5(まあまあ)

私が読む時期を間違えただけのような気もしますが、「江古田ちゃんを描いてる人の表紙だ!わーい。楽しい読み物!」と思って手に取ったにしては、言葉もテーマも筆者の精神状態も難しかったです。解説もまたこれが難しいです。

それでも、すぐに読んじゃえて筆者の文書力はすごいなぁと思いました。ただ、こっちも眉間に皺をいれまくって読んでいたようです。

著者自ら「プチ鬱かも」というようなことを書いているだけあって、浪費の裏にある心情について、唾棄しながらの吐露が多いです。相手を唾棄し攻めるように思える言動は、たぶん、著者が一番したい自己批判による自傷または自責衝動の回避で、著者にとって一番唾棄すべきは自分なんだろうなあ、と思ってしまいました。私はそれを受け止めきれなくって、実はあんまり読んだ記憶がありません。もっと元気になったら、また読むかも、です。

記憶にある中では、「脳が遺伝子情報を活用する」という箇所はおもしろかったのです。

ただ、著者は言葉に言霊が宿りそれがロゴスである、と捉えてるようですが、むしろ、パトスが重要なんじゃないかと思いました。いや、もちろん、陰陽論みたいにどっちかだけじゃいけないと思うので、「現在においてロゴスが重要であると考えられているのに比べパトスが」と思うだけで、「言霊ってどっちも入ってるんじゃなくて?」と言われれば、そんな気もするので重箱な気もします。

「最後の聖戦!?」中村うさぎ



評価:3/5(普通におもしろい)

「何にも考えずに頭をぼーっとしたい。派手にお金を使う本なんていいよねー」と思って、前に少しだけ読んだことのあったショッピングの女王シリーズを手に取りました。が、これが良かったのか悪かったのか、なかなか評価に悩む作品になってしまいました。

「お気楽に著者のチャレンジを楽しむ」という読み方は、あんまり出来ないと思います。著者はいろいろチャレンジするのですが、それに対する内省が、私には辛いです。まるで、今の自分や将来の自分を、自分より巧みな筆致で描写されているようで。

 次作の「さすらいの女王」に行くに従って表れる著者の内省が私には興味深いんだけど、辛い。でも、読むのは辞められませんでした。夫に「眉間に皺を寄せてどうしたの?」と何度も聞かれながら、一日ほどで読了です。

「やっぱり人間って本当は「わかりやすいもの」に苦しんでいるものなんだけど、自分が「わかりやすいもの」に苦しんでいるなんて思いたくないから、もっと深遠なものに苦しんでるフリをしちゃうのではないか。そして、「わかりやすいもの」に苦しんでいる他者を見下し軽蔑する……これが私の今までやってきた自己欺瞞である。(中略)私はバカだ。それを忘れたら、私は今より最低の人間になる。」p234

「「気と経絡」癒しの指圧法」」「気の経絡指圧法・安らぎのツボ 実技篇」遠藤 喨及


評価:4/5(オススメ!)

経絡治療が神秘的に思えて来て、理屈好きの私はその理論を知りたいと思って購入しました。読むのには2、3日かかったかもです。「理屈っぽく経絡治療を理解する」という目的にはあまり叶いませんでしたが、それ以外のところに実に興味深いところがいっぱいある本でした。

なかでも、著者が欧米人に英語で指圧を教えていたときの経験がおもしろかったです。茶道、華道などの「道」の概念がない、何でも個人に帰着している、という。「気」の概念がないのもしかり。でもだからこそ、その概念に気付いたときには夢中になってやるそうです。

本書は著者がどんな風に指圧方法を試行錯誤してきたか、という物語なのですが、その試行錯誤も、試行錯誤の結果、いきついた先もおもしろいです。

超特穴への指圧は自分と夫には効果があるみたいだから満足だし、著者が発見した「邪気」の中にあるものやこれから陰の時代というのはストンと心に落ちたし(嘘や方便かもしれなくても自分を救ってくれる思想なら私は満足)、「気」が見えるというのはただ原始感覚であることだけでそれで悟りがあるわけではないということ、しかし、適切な治療のためには、ただただ相手のことを想うことをが必要であることは、自分が治療を受ける上でも心に留めたいなあ、と想いました。

…少なくとも、治療者にどれだけの負担を強いているのか、という意味で。

そして、写真付きの指圧の仕方とポーズの図解は実に良さそうでした。いや、見てるだけで「この指圧気持ちよさそー。やってみたい」となる、という。ツボの本はこういうこと大事だな、と思います。

どうでもいいけど、超脈はヨガのポーズと関係ありそうだなー、と思いました。自分で超脈を使うのがヨガじゃないのかなー。

以下の文書が心に残りました。

「ところがある日、この問題についての最初のハードルを、思いがけず越えることができた。ある人から、かつて増永静人師が(中略)という証を出したことがある」との話をまた聞きしたことがきっかけで、どうしても証のとれない患者に対し、試しに任脈の治療をしてみたのだ。そうしたら症状がとれたのである! この時も驚いた。やはり、もつべきものは師匠である」 p158

私は入門しては脱落してばっかりで、きちんとした弟子になりたいものです。

2008年08月19日

「日本に息づく和の風水」中谷比佐子



評価:4/5(オススメ!)
風水って大事よね!と何度目か分からない風水ブームにのって買ってみた本です。一週間くらいかけて「へー」「へー」と言いながらよみました。

和の風水なのがポイントで、京都や東京の風水、着物の文様などについて解説してくれます。風水的にみると、臨海のお台場あたりに高い建物を建てるって、すごく怖いことなんだなー、とそんなことを思いました。せっかく、江戸を作ったときは南を海にしたのに。

そして、柄にこめられた意味の多さにびっくり!そのうち読み直す予定です。

「プチ断食ダイエットレシピ集」いしはら ゆうみ



評価:3/5(普通におもしろい)
「「プチ断食ダイエット入門」いしはら ゆうみ」と一緒に購入しました。

「このレシピ集で美味しく断食よ!」と思ったんですが、難しい!あまりの難しさに今後の課題になることになりました。料理が得意な人ってすごいなあ。

「プチ断食ダイエット入門」いしはら ゆうみ



評価:3/5(普通におもしろい)
鍼灸師さんに断食を勧められました。本を読もうとしたのですが、本屋に断食本はあまりなく、その中で唯一発見出来た断食本です。「からだを温めると病気は必ず治る」で有名な著者が女性向けに書いた本です。すぐに読めました。

延々と、身体を温めることが何故重要か、紹介する食材(にんじん、りんご、黒砂糖、はちみつ、紅茶、紅茶)はどのように身体に良くて、普段食べる食事で身体を冷やしやすいのは何かが解説されています。「そんなの知ってるよー」と思いながら読んでいたはずなのに、読み終わると、何故かやる気になっているこの不思議。

肝心の私が知りたかった断食の方法は簡単明瞭過ぎて、もうちょっと詳しくてもいいじゃん!と思ってしまいました。でも、「どうしても食べたいとき」という内容もあって、実用性は十分です。

最後には体験談がたくさんついてます。

なお、心配される方がいるとアレなので書いておくと、私はダイエットをしたいわけではまったくなく、体質を改善したいだけです…。カモン、筋肉!

「いいことずくめの玉ねぎレシピ」



評価:3/5(普通におもしろい)

「いいことずくめのキャベツレシピ」が良かったので買ってみました。さらさらと流し読み。

「丸ごと食べよう」という当たりは、キャベツレシピと内容がかぶることが多く、「シマッタ!」と思ったけど、保存食(?)の作り方は実に良いです。特に、キャベツとツナでつくるご飯のお供は実に秀逸です。

2008年07月17日

「悪女の人生相談」鹿島茂



評価:3/5(普通におもしろい)
題名に「悪女」とあってこの表紙で、回答者が仏文学者の男性という点に惹かれて買ってしまいました。林真理子氏絶賛だそうです。

講談社エッセイ賞をとった筆者による人生相談だけあって、軽妙で読みやすいです。しかも、「仏文学者の男性」だからか、女性を持ち上げながら、男女の機微をざくざくと遠慮なく記しているのは見事です。

(前略)なぜなら、オタクとの結婚生活にはそれを補ってあまりあるメリットがあるからです。最大のものは、オタクは浮気をしないということです。これは思っているよりもはるかに大きなメリットです。女あしらいのうまい男は、かならず浮気します。「女を愛する男はほかの女も愛する」というのは否定しがたい事実なのです。(後略)

本当かどうかはさておき、この遠慮のない断言がおもしろいです。各々に文学作品からの引用や、何故か出現する数式、日本の男性ポルノ(?)事情の解説などが織り交ぜられています。

2008年07月16日

「運命の色」「色の暗号」泉智子

 


評価:3/5(普通におもしろい)

カラセラピーが流行しているようなので読んでみることにしました。なんだかだらだらしてしまって、二ヶ月くらい経ってから読みました。読むのもだらだら一ヶ月くらいかかってしまった気がします。

占い本としては普通におもしろいです。明日から色に気をつけようという気になるので、おしゃれやインテリアコーディネイトにマンネリや行き詰まりを感じてるときに読むと良いです。私はなんだかさっそく服を買ってしまいました。アホです。

ただ、私が読み飛ばしているだけかもしれないのですが、「色彩のとらえかたは文化によっても違うし、人によっても違います」と書いているわりには、そのことがどうカラーセラピー理論に意味があるのか、きちんとした記載がないように読めて、頭が???でいっぱいになりそうになりました。

色の意味も赤やピンクなどは西洋東洋共通なことが多そうに思うのですが、元はイギリスなんでしょ?イギリスと日本の黒の理解は違うんじゃ?いや、今の日本は色の認識も西洋化してるってこと?それとも、この本の記載はイギリスのものままじゃなくて、筆者が日本で集めた例をもとに執筆してるから現在の日本なら当てはまることが多いって理解でいいのかしら?あんまりそうは読めないんだけど、うーん、などなど。

筆者がカラーコーディネートだけに限界を感じて、オーマソーラーにはまったという経歴はおもしろかったです。結局は、色を大事にして気を配りましょう、ということかな、と思いました。

2008年06月24日

「こころと体に効くハーブ栽培78種」



評価:4/5(オススメ!)
家事らしきものをしてみようの一貫としてガーデニングに手をだしてみようと購入してみました。

続きを読む "「こころと体に効くハーブ栽培78種」" »

「いいことずくめのキャベツレシピ」



評価:4/5(オススメ!)
家事らしきものくらいは出来るようになろう計画の一貫です。

続きを読む "「いいことずくめのキャベツレシピ」" »

2008年04月18日

「しぐさのマナーとコツ」井垣利英、伊藤美樹



評価:4/5(オススメ!)
買ってからだいぶ放置していたのですが、思うところがあって真面目に読みました。
すぐに読めました。

続きを読む "「しぐさのマナーとコツ」井垣利英、伊藤美樹" »

2008年04月12日

「こんな女でごめんあそばせ」蝶々



評価:3/5(普通におもしろい)
随分前に買って長いこと放置してしまっていた本です。読み始めたらすぐでした。

続きを読む "「こんな女でごめんあそばせ」蝶々" »

2008年04月09日

「愛子さまと悠仁さま」大島真生



評価:2/5(まあまあ)
ずいぶん前に読みました。なんとなく目に入って、「本家のプリンセスと分家のプリンス」という題に惹かれて購入しました。すぐに読んでしまいました。

続きを読む "「愛子さまと悠仁さま」大島真生" »

「銀座ホステス 囲われ日記」彩田万由



評価:2/5(まあまあ)

なにげに銀座ホステス本は好きなので。あっという間に読んでしまいました。

続きを読む "「銀座ホステス 囲われ日記」彩田万由" »

2008年03月29日

「ドイツ病に学べ」熊谷徹



評価:3/5(普通におもしろい)
これも昔に読んだ本です。確か、本屋でなんとなく見つけて購入し、一週間くらいかけて読書。

続きを読む "「ドイツ病に学べ」熊谷徹" »

「皮膚は考える」傳田 光洋



評価:5/5(素晴らしい)
随分前に読みました。Amazonで何度かお勧めされて気になっていたところ、大きめの本屋見つけて購入。

続きを読む "「皮膚は考える」傳田 光洋" »

2008年03月27日

「ルポ・貧困大国アメリカ」堤未果



評価:3/5(普通におもしろい)
売れているようだったので購入。すぐに読めた。

続きを読む "「ルポ・貧困大国アメリカ」堤未果" »

2008年02月22日

「救急精神病棟」野村進

評価:4/5(オススメ!)
ずいぶん前に買っていたんだけど、読み始めるとすぐに読んでしまった。

続きを読む "「救急精神病棟」野村進" »

「知れば知るほど残酷な世界史」桐生操

評価:2/5(まあまあ)
少し前に買って途中で読むのをやめていたのを読了。

続きを読む "「知れば知るほど残酷な世界史」桐生操" »

「福永真一の家庭でカンペキしみ抜きBOOK」


評価:3/5(普通におもしろい)
読了。しかし実践は出来ていない。

続きを読む "「福永真一の家庭でカンペキしみ抜きBOOK」" »

2008年02月01日

「普通の家族がいちばん怖い」岩村 暢子



評価:3/5(普通におもしろい)
あっという間に読了。

続きを読む "「普通の家族がいちばん怖い」岩村 暢子" »

「イギリス人はおかしい」高尾 慶子



評価:3/5(普通におもしろい)
あっという間に読了。

続きを読む "「イギリス人はおかしい」高尾 慶子" »